「CDC(アメリカ疾病予防管理センター)によれば、手指消毒剤には最低でも60%のアルコールが含まれていなければなりません。 当社のウォッカのアルコール分は40%なので、CDCの推奨基準を満たしていません」というツイートが、アメリカで注目を集めています。
投稿主はテキサス州オースティンに本社を構えるTito’s Vodkaという手作りウォッカの会社。
Per the CDC, hand sanitizer needs to contain at least 60% alcohol. Tito's Handmade Vodka is 40% alcohol, and therefore does not meet the current recommendation of the CDC. Please see attached for more information. pic.twitter.com/3gS4Cv92Xn
— TitosVodka (@TitosVodka) March 4, 2020
https://twitter.com/TitosVodka/status/1235342471414063104
同社がこのツイートを始めたきっかけは、「アロエベラとTito’s Vodkaで、手指消毒剤を手作りすることを考えてる」といった誤った情報の拡散を防止するため。
Per the CDC, hand sanitizer needs to contain at least 60% alcohol. Tito's Handmade Vodka is 40% alcohol, and therefore does not meet the current recommendation of the CDC. Please see attached for more information. pic.twitter.com/QNEFOXxYPQ
— TitosVodka (@TitosVodka) March 5, 2020
https://twitter.com/TitosVodka/status/1235616589237477376
「Tito’s Vodka」という固有名詞と、「手指消毒剤」というキーワードが入っているツイートには積極的に正しい情報を促すため冒頭のツイートを発信しています。
Tito's Vodka has spent the last 24 hours explaining to people that it *cannot* be used as a replacement for hand sanitizer.
God bless Texas. pic.twitter.com/1J08KlgDPI
— Dom (@DomDiFurio) March 5, 2020
https://twitter.com/DomDiFurio/status/1235602669521297409
テキサス州の地元紙、ダラス・モーニングニュースの記者も「この24時間、Tito’s Vodkaは手指消毒剤の代替品として使用できないことを説明し続けている」と発信。
SNSには以下のような声が集まっています。
・ウォッカは飲む物
・アルコール度数が60%以上のお酒ならいいのかな
・手指消毒剤がウォッカの代わりにならないなら、逆もまた然りでしょ
・Tito’s Vodkaのソーシャルメディア・マネージャーは大忙しだ
・ウォッカは手とか指を消毒するんじゃなくて胃を消毒するもの
・アルコール分60%以上の”スペシャル・エディション”を大急ぎで作ったら? おバカさんたちにバカ売れすると思うよ
・アルコール分40%のウォッカを2杯飲めば、40×2で80%になるよね
・売り上げにつながらないのに、正しい情報を発信してくれて感謝します
・えー、もうTito’s Vodkaを1ケース買っちゃったよ
・そもそもTito’s Vodkaみたいな美味い酒を消毒剤に使うのは愚の骨頂
※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/DomDiFurio/status/1235602669521297409