イベント自粛を心配した過去のアルバイト先からシフト打診の電話が……  四星玉・北島康雄さんのツイートが話題に

新型コロナウイルス流行による政府のイベント自粛要請をうけたコミックバンド四星球北島康雄さんのツイートが話題になっている。

3月3日、北島さんは自身のTwitterを更新。籍を置いたままにしていた昔のアルバイト先が、四星球のイベント自粛を心配し「入れる日お願いします」と連絡してきたことを報告した。

バンドだけで生活できるようになってもやめずに籍は置いたままだったアルバイト。
もう随分の間ちゃんと出勤できていなかったけど。
「バイトやめたらいい歌詞が書けなくなる」と思い込んでた。
そのバイト先が、イベント自粛による僕の生活を案じてだろう、「入れる日お願いします」と言ってくれた。

北島さんが有名人であることを差し引いても、昔のアルバイトスタッフの身を案じて連絡までしてくれるとはなんともハートフルな職場だ。北島さんのツイートに対しTwitter上では大きな反響が起こっている。

「いい話だね、、
素敵だね、、

あ、おれも同じように
イトーヨーカドー の自転車売り場
「いつでも帰ってこい」
と籍をのこしてくれてた。

でも、、、、
そのイトーヨーカドー
つぶれちゃった、、
もうない、、
いい歌詞かけそうな気がしてきた。」

「思われてるんですね。思ってくれてる人がいるって素敵です。」

「素敵すぎますね。
たしかに、そんな職場なら
辞めない、辞めたくない理由
探しちゃいますね。(^w^)」

「そんな優しさが日本中、世界中に広がって、変なギスギスした情報社会を解きほぐして欲しいなぁ。」

「終身名誉バイトってことでこれからも籍はそのままで(^_^)b」

新型コロナウイルスの流行により、「咳をした」「意見が違う」など小さなことでもなにかと対人関係がギスギスしがちな昨今。北島さんのアルバイト先のような他者を思いやる優しい気持ちを大切にしたいものだ。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/yasuo02080303/status/1234823196840357889 [リンク]

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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