今や知らない者はいない、大人気お笑いコンビEXIT。その人気を牽引したのが、兼近大樹だ。彼の身にまとう華やかなオーラは今の第七世代、いやお笑い界全体でも稀有なものがある。さらに数々の“チャラ語”も、無理なく出てくるところが気持ち良い。もちろん過去の不祥事が騒がれたときは世間からのアレルギー反応もあったが、それを隠さず否定しない彼の姿の前に、罵詈雑言も徐々に沈静化している。
だが、兼近の人気に勝るとも劣らないのが、りんたろー。だ。これまではどちらかというと、兼近の引き立て役というイメージがあった。それはおそらく、5歳年下の兼近を優しく見守る保護者的な空気があったからかもしれない。ところが、そんなやさしさに加え、彼の新しい魅力を引き出しているのが演技だ。そもそもはバラエティ番組『THE突破ファイル』(日本テレビ系)で、兼近がドラマの警官役で登場していたのだが、徐々にりんたろー。の出番も増加。だが、変質者扱いされる男だったり、ラーメン店の店主など一般人役が多かった。
だがそんな地道な役どころでも吸収できるものがあったのか、徐々に演技力が高まり、兼近ともども演技派芸人としての地位を確立。同時に新たなファンも開拓していたのだ。
これは、りんたろー。さんの演技力が発揮されまくっている予感……‼️
兼近巡査も安定のカッコよさ👮
来週たのしみー🥰 pic.twitter.com/kdJajrv294— amittan🦔 (@AmiOtorihiki) February 20, 2020
いつも思うけど、りんたろー。さん目線の演技力がほんまに俳優さんなんよなぁ…😳💘#突破ファイル #EXIT pic.twitter.com/ADMGq1jafq
— su (@su26148581) February 15, 2020
先日の『突破ファイル』では、クセ強めの貴金属店の店主を演じると、司会の内村光良も大ハマリ。その役について「3か月に1回見たい」と期待していた。俳優・りんたろー。の伸びしろは無限大。いつか連ドラや舞台などで活躍する姿も見てみたいものだ。
※画像はりんたろー。公式Twitterより引用