寿命半減!「不倫女に匂わせ投稿されたサラリーマン」に話を聞いてみた

  by 丸野裕行  Tags :  

俳優の東出昌大さん女優・唐田えりかさんの不倫騒動で話題になった芸能人の“不倫匂わせSNS”

しかし、浮気相手の妻に不倫していることを匂わせるのは芸能人だけではない、というのをあなたは知っていますか?

今回は、愛人から自分の妻に対して不貞行為の“匂わせ”をされた、ごく普通のサラリーマンである板野拓海さん(仮名/41歳)にお話を聞くことができました。

彼が経験した“匂わせ”の恐怖とは一体どんな内容でしょうか。

ひと回り下の女の子との社内不倫スタート

丸野(以下、丸)「不倫相手との馴れ初めを教えてください」

板野さん「お恥ずかしい話ですが、派遣社員としてウチの会社で働いていた女の子と関係を持ちました。その子(佐々木優美:仮名/29歳)は、ひと回り下の、いわゆる清純な感じの女の子でね。長い髪と大きな目が魅力的な子でした。実は入社してきたときからお互い意識してたようで、新人歓迎会の帰りに関係を持ってしまいました。それからは残業と言いながら度々、肉体関係を続けるようになったんですよね」

丸「奥さんは、まったく気づかずですか?」

板野さん「はい。あの芸能人不倫騒動や議員の不倫騒動と同じなんですが、妻はちょうど妊娠中でよく実家に帰っていたんですよ。そのときを狙って不倫を続けていました。相手はどんどん本気になってきて、“結婚したかった”とか“独り占めしたい”とか、そんなことを言い出して……。かわいい子だな、と思っていたんですが、段々と“匂わせ”の様子が見え隠れするようになりまして……

丸「具体的にどんなことからはじまるんですか?」

板野さん「具体的にはSNSの投稿ですね。恋人、―まぁ僕なんですが、投稿でその存在をほんのりとアピールしはじめたんです」

最初は彼女への「プレゼント画像」だった

丸「どんな投稿ですか?」

板野さん「以前までは、カフェに行ったときのスイーツ画像などをアップしていたんですが、僕があげたプレゼントの画像を上げだしたんですよね。インスタなんかに“彼からのプレゼント♪”と題して、安いアクセサリーやマフラー、手袋なんかを。

丸「なるほど」

板野さん「ちょっと勘弁してほしかったのは、ふたりで行ったホテルのカードキーの画像でしたね。その画像には、彼女のイニシャルと僕のイニシャルの頭文字・T、そこにハートマークがついていて……。僕がシャワーを浴びている間にアップするんですから、恐ろしいですよ、ホント」

丸「知らない間に撮られるのはイヤですね」

板野さん「それから、どんどんとエスカレートしていきました」

よく見たら写ってる

丸「それは心配ですね。もっと大胆になっていくわけですか……」 

板野さん「夜に会ったとき、繁華街のゲームセンター前で、“このリラックマが欲しい”と言われて、UFOキャッチャーで獲ってやったんですが、僕の姿を直接的に摂るわけではなく、UFOキャッチャーのガラスに反射した僕の姿を撮影。次の日に、それがあがっていました。“リラックマとってもらったよ(´▽`*)”という投稿で、見る人が見れば僕だとわからないわけでもない程度のものをあげられて、“ちょっと勘弁してくれよ”と言って厳重注意を……」

丸「恐ろしい……

板野さん「それから、少しの間は静かになったんです。僕と食事に行ったときの料理の画像とか、お酒とか、そんな感じになったんですが……。決定打になる画像が

丸「それ、なんですか?」

ボカしは入っていたけれど、まさかの写真

板野さん「その日はちょうど仕事で疲れていて、行為が終わった後に少しの間眠ってしまったんです。何事もなく、深夜になって、ホテルを後にしたんですが、次の日の彼女の投稿に、彼女のアップと眠っている僕の画像が……。もちろん、ボカしが入っていましたし、顔が半分切られていたんですが、あれには焦りました。それからは堰を切ったように、“素敵な男性に出会いました♪”と題した僕の手元や後ろ姿などがあがるようになりました

丸「完全に、“不倫匂わせ女”の典型ですね」

板野さん「はい。段々と恐ろしくなっていった矢先に、もっと恐ろしいことを起こしてくれたわけです

丸「それは……なんですか?」

それはもう反則

板野さん「彼女がウチの妻に、SNSで友達申請しはじめたんです。メッセージの内容はこんなものでした」

《板野課長にはいつもお世話になっています! 部下の佐々木優美です。奥様のことはいつも課長から伺っています♪ 毎日、お花や料理の写真が素敵ですね! お腹も大きくなってきておられて、ご出産頑張ってください(*’ω’*) よろしければ、Facebookなどでも繋がってもらえるとうれしいです!》

丸「それはちょっと反則ですね

板野さん「妻から会社の部下の女性から友達申請があったと聞かされたときには、心臓が止まるかと思いました

それから板野さんは彼女とすぐに関係を絶ったといいます。彼女は会社にも居づらくなったのか、間もなく退社したとのことでした。

しかし彼女が退社した後でも、「ひょっとしたら彼女から妻に密告があるのではないか……」と、数ヶ月間は気が気でなかったそうです。

彼女は、週刊文春にスクープされた唐田えりかさんと同様の気持ちで板野さんの画像をSNSに投稿していたのかもしれません。

どちらにせよ、不倫は金銭的・社会的な代償が大きな行為。愛妻家の筆者としては決しておすすめできません。

(C)写真AC
※画像はイメージです

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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