世界一古いマクドナルドのハンバーガー 20年経ってもほぼ原型を保っていた!

普通、惣菜パンの賞味期限は買ってきてから3~4日がいいところ。1週間も経つとカビが生えたりイヤな臭いがしてきたりして食べられなくなってしまうものです。ところが、なんと製造から20年以上が経過してもカビることもなく、ほぼ原型を保ったままのハンバーガーが発見され、話題になっていました。

動画:EXCLUSIVE: Utah man unveils 20-year-old McDonald’s hamburger(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=5hyGumsxN9c[リンク]

今回、20年モノのハンバーガーの“開封の儀”を公開したのは、ユタ州に住むデイビッドさん。彼が「世界一古いハンバーガー」と主張するのは、1999年7月7日にマクドナルドで買ったハンバーガー。ちゃんと日付の印字されたレシートも一緒に保存していて、その点は信用できそうです。

ビッグマック型の缶に入れて保存しておいたハンバーガーを取り出し包み紙を開いてみると……なんてこった! 何も変わってないぞ!? 開封に立ち会ったデイビッドさんの娘さんも「レンジでチンすれば食べられそう」と驚愕。ただ、中の具材の状態を見てみると全体的に水分が抜けてパッサパサになっており、肉のパティはダンボールのような臭いがして、ピクルスは食べたらちょっとヤバそうなことになっていました。

実はこのハンバーガー、2013年にもアメリカを騒がせたことがありました。デイビッドさんは1999年にこのハンバーガーを買った後、コートのポケットに入れたままその存在を忘れてしまい、クローゼットから発掘されたのが14年後の2013年。イヤな臭いもなく、買った時のままの見た目を保ったこのハンバーガーにはネットオークションで2000ドルもの値が付き、5000ドルで譲って欲しいというラジオ局まであったそうです。でも結局デイビッドさんは売らずに、缶詰めにして保存。そして製造から20年が過ぎた今、また開封してみたというわけでした。

ちなみに、このハンバーガーが奇跡的に良好な状態を保っている理由については、巷で言われているような「防腐剤や合成保存料を大量に使っているから」ではなく、「水分が急速に抜けてカビや細菌が繁殖しなかったから」とのこと。専門家はこのハンバーガーのことを「ハンバーガーのミイラ」と評しています。

画像とソース引用:『YouTube』より

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