「もうショーケンの真似できない」 ノザキのコンビーフ容器リニューアルを惜しむ声多数

川商フーズが「ノザキのコンビーフ」の容器リニューアルを発表し大きな話題となっている。

1月15日、ノザキのコンビーフ公式Twitterアカウント(@nozaki1948)は、今年3月16日をもって100g入りの台形型スチール缶から、80g入りのやや丸みを帯びたアルミック缶にリニューアルすることを発表。開封方法も付属の巻き取り鍵で開ける方式から、シール状の蓋で簡単に開けられる方式に変わるということだ。

https://twitter.com/nozaki1948/status/1217250132506353664

【大切なお知らせ】
この春、台形の枕缶に入ったコンビーフの販売を終了いたします。
枕缶での販売開始から70年、製缶等製造ラインが限界に来ており、
このような決断となりました。

長年のご愛顧、
誠にありがとうございました。

あと少しの間
枕缶をどうぞよろしくお願いします。

製造開始から約70年を経て容器の製造ラインが老朽化したことや現代の事情に寄り添ったより開けやすい容器づくりを目指したことが今回のリニューアルのきっかけになったようだ。便利になることは良いのだが、現状の容器はショーケンこと故・萩原健一さんが伝説のドラマ「傷だらけの天使」(日本テレビ)のオープニングシーンでおもむろにかぶりついて話題になったという歴史があり、一定以上の年代には思い入れの深いデザイン。今回のリニューアル発表に対しTwitterなどSNS上では数多の惜しむ声が上がっている。

「コンビーフの缶変わったらもうショーケンの真似できない。」

「ノザキのコンビーフ缶といえば、ドラマ『傷だらけの天使』で、ショーケンこと萩原健一が朝食を食べる有名なオープニング…
実は、ショーケンが食べているノザキの缶は、普通にスーパーなどで売っている100g缶ではなくて、ワンサイズ大きい190g缶だったということを、知る人は意外と少ないの…」

「因みにコンビーフとの出会いは、傷だらけの天使のオープニングで、ショーケンが丸かじりしてるのを見て、おかんにおねだりして買ってもらった時。
この缶のままかじりつくのに憧れたから同じ食べ方したのに、怒られるっていう笑
因みに、じゃがいもと一緒に炒めて胡椒かけて食べるのが一番好き!」

「えええ!?
コンビーフといえばこの缶だと思っていたのでびっくりです!!
でもラインの老朽化だとそうも言ってられないのでしょうか…。
缶製造ラインさん、長年お疲れ様でした」

「記念というか、後世にコンビーフ缶を記録するために、台形で鍵の巻取り部分にファスナーをつけたクッションとかポーチの販売とか、如何でしょうか…?」

「今までありがとうございます。子供の頃に足を切ってから食べるたびに恐怖にふるえていたのでありがたくはあります」

現状の容器は在庫がなくなり次第の終売とのこと。最後にショーケンのモノマネをして往時を偲びたい方は早めに入手されることをおススメしたい。

※画像は「ノザキのコンビーフ」公式サイト(リンク)から引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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