Spotifyなど、音楽ストリーミングサービスが普及した昨今、あまりCDで音楽を聴かなくなったという人も多いでしょう。現在では音楽という形がないものが、ストリーミングというこれまた形のないメディアを通じて聴けるようになってしまいました。とはいえ、形がある音楽メディアとして初めて買ったレコードやCDには強い思い入れがあるといった話も、音楽好きな人たちからよく耳にします。
What was the first CD you owned?
— CBC Music (@CBCMusic) 2020年1月10日
https://twitter.com/CBCMusic/status/1215649500813058048
カナダのFMラジオ局、CBC Musicの「初めて買ったCDは何ですか?」というツイートが、2世代くらい前に若者だった人たちから反響を呼んでいます。
Proudly bought this with my own pitiful savings.
To this day, I can still perfectly recite Weird Al's 'Polkamon'. Don't know if that's a good thing… pic.twitter.com/ci5IxWouT8— Amy (@amyrightmeow) 2020年1月11日
https://twitter.com/amyrightmeow/status/1216109929536290816
「なけなしの貯金をはたいて誇らしげに買ったのがこれ。いいのかどうかわからないけど、今でも、ウィアード・アルの曲を完璧に暗唱できる」という人。『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』のサントラですね。1999年の映画公開時は小学生か中学生くらいだったのでしょう。
— Cody Carson (@CodySIO) 2020年1月11日
https://twitter.com/CodySIO/status/1216098293798916096
イン・シンクのデビューアルバムです。バックストリート・ボーイズの影に隠れていた感が強かったですが、一世を風靡したグループです。
First CD I picked out for myself— pic.twitter.com/iY5QgmrnFr
— Ashley See (@ashleysee9) 2020年1月11日
https://twitter.com/ashleysee9/status/1216052980182593537
ウィル・スミスの「Big Willie Style」。“Men in Black”が収録されている1997年発売のCDなので、ウィル・スミスがちょうど俳優としての地位を確立しつつある時期のアルバムです。筆者も“Just the Two of Us”と“Gettin’ Jiggy wit It”はヘビロテでした。
My first Cd's were bought at the same time but this one was the most important for me. I wore out the cassette so had to get the cd! pic.twitter.com/lTI0FBDBv3
— Tea (@_tea_cartwright) 2020年1月11日
https://twitter.com/_tea_cartwright/status/1216065063532089345
「初めて買ったCDはいくつかあるんだけど、一番大切だったのはこれ。カセットテープがダメになったので、CDを買わなくてはいけなかったの」とジャネット・ジャクソンの「コントロール」をあげる女性。繰り返し聴いているとカセットテープは割とすぐダメになってしまうものだったので、耐久性のあるCDに変える人が多かったのが80年代後半から90年代前半です。
他にもTLCのデビューアルバム「Ooooooohhh… on the TLC Tip」、ブリトニー・スピアーズのデビューアルバム「ベイビー・ワン・モア・タイム」、メタリカの「メタル・マスター」、ピンク・フロイドの「狂気」、ニルヴァーナの「ネヴァーマインド」、ポーラ・アブドゥルの「Forever Your Girl」などといった名前が挙がっていました。日本で同じ質問をすれば、安室奈美恵、TRF、SPEEDとかの名前が挙がるのでしょう。
今よりも音楽が高価だった時代の話ですが、それだけに人々の胸に思い出が刻み込まれているCDは多いようです。
※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/CBCMusic/status/1215649500813058048