人生を一変させた食べ物とは? 戦争乗り越えた98歳女性の「過去の自分へのビデオレター」が話題に

12月29日放送の「明石家さんまの爆笑!ご長寿グランプリ2019」(TBS)で取り上げられたある食べ物が話題になっている。

お年寄りが過去の自分に語りかける名物コーナー「過去の自分へのビデオレター」に出演した御年98歳のツヤ子さんは、その食べ物のおかげでそれまでの苦難の人生が一変して幸せなものになったというのだ。

その食べ物とは日本が世界に誇るウインナー「シャウエッセン」

以下はツヤ子さんのビデオレター全文。

「24歳のツヤ子、98歳になったあなたです。
戦争で何もかも取り上げられ、ずーっとお腹を空かせたまま必死に耐えてきたのに悔しいね。
でももう泣くのはおやめなさい。
終戦から40年たった1985年、あなたを幸せにしてくれる食べ物と出会いますよ。
シャウエッセン……よく出来たウインナーです!楽しみに待ってなさい。」

戦争により貧困と悲しみのどん底に追い込まれた時代を乗り越え口にしたシャウエッセンの美味しさはいかばかりだっただろう。

ツヤ子さんのビデオレターに対しTwitterなどSNS上では番組の視聴者を中心に数多の感動の声が起こっている。

「戦争をくぐり抜けてシャウエッセンを味わう人生すばらしい」

「シャウエッセンがなぜ98歳のばあちゃんのハートを掴んだのか、若い人には理解不能だと思うが、1985年当時で家庭で食えるウインナーといえば、所謂魚肉ソーセージや赤ウインナーだったのよ。しかも焼いて食うのが当たり前。それを家庭で本格的なウインナー、しかも茹でて食うシャウエッセンが変えた。」

「私もシャウエッセンたべたい。
心から食べたい。
日本を離れてから一番たべたいと思うのはシャウエッセン。味噌も醤油も高価なりに売ってるし、最悪持ち込む事もできる。
でも肉はできない。
ドイツウインナーとかは高級デパートでもあるけど、シャウエッセンはない。」

「戦時中の空腹・苦労を超えた先にあった
最高の食べ物との出会い、幸せ…
時間が許す限り、いっぱい味わってほしいです」

「長寿の人って胃腸が丈夫やねんなと改めて思った。
あの手の“肉汁たっぷりのあらびきウインナー”で胸焼けしてしまう中高年は意外と多いぞ。」

これからも美味しいウインナーがいつでも食べられる平和な世の中を保てるよう想いを一層強く持ちたいものだ。

※画像は日本ハム公式サイト(リンク)から引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

ウェブサイト: 【公式サイト】 http://www.chujyo-takanori.com/ 【公式ブログ "夜はきままに"】 http://blog.chujyo-takanori.com/

Twitter: chujyo_takanori

Facebook: takanori.chujyo