「お前」はコンプライアンス違反? 代表曲「関白宣言」めぐるさだまさしさんの発言が話題に

12月27日放送の「チコちゃんに叱られる!」(NHK総合)にゲスト出演したさだまさしさんの発言が波紋を呼んでいる。

話題になった発言は、代表曲「関白宣言」の出だしに登場する「お前」というフレーズが現代ではコンプライアンス的にダメだという主旨のもの。

冗談めかした口調ではあったが、これを現代の感覚で過去に発表されたエンターテイメント作品まで批判しがちな昨今の“言葉狩り”の風潮に対する皮肉と受け取った人は多いようだ。

「お前」の是非をめぐりTwitterなどSNS上では大きな反響が起こっている。

<ミュージシャン・佐藤龍一さん
チコ叱で、さだまさしが関白宣言の「お前を嫁に」お前という言葉は今ではコンプライアンス的に問題と言って笑った。俺はパートナーをお前と呼んだことも歌の中でお前という言葉を使ったこともないが、色んな言葉を抹殺しようとする不寛容な世の中の方がよっぽどハラスメントだと思う。

https://twitter.com/RyuichiSato/status/1210520844859932672?s=19

「何にも言えない書けない、昨今の傾向は本当に不寛容ですよね。

で、その割には(一部ではありますが)大人が子供に怒る時や、まだ幼いのでしょうが小学校高学年から中学年位の子供たちの会話で口汚いのを目にすると…目くじらを立ててるのに巷に乱暴な言葉が溢れていて何とも言えない気分になります。」

「ホントだよね。
さだまさし『関白宣言』が流行した時、なんか納得しちゃったもんなぁー
男性の理想だw女性達も歌詞の内容に怒る人は周囲にいなかった。
あの歌詞の内容から彼女への思いを感じる事が出来るから、、、

今は、直接的な言葉じゃないと通じない人が多いからなぁ
情緒がないよなぁ」

「関白宣言って、結局尻に敷かれたという落ちのアンサーソングなかったっけ?あの歌自体それとセットになってるネタじゃないのかな。言葉狩りというか、それよりよっぽど『カサブランカ・ダンディ』の方が今のご時世出せないだろうと思う。
聞き分けの無い女の頬を 一つ二つ張り倒し(略)

無理だね!」

「どう言われても関白宣言は感動するし、トリセツは鳥肌が立って胸糞悪くなるん」

「まぁ、曲の頭だけ出してトークに持ち込む持ちネタだから笑えるところだけど、
そろそろ『言葉狩り』に対して反動の振れが来ていい時期だと思う。」

「さださんになら、おまえ と呼ばれてみたい
関白宣言は妻へのラブソングだからね~」

「関白宣言」は近年もテレビで歌われており、実際にコンプライアンス的な問題が発生しているかは疑わしい。しかし、なにかにつけ不寛容な時代の風潮に人々の不満がこういった形で噴出したことはとても興味深い。

※画像はさだまさしオフィシャルサイト(リンク)から引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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