ボンドの愚痴を言うQが尊い!『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』メリーQリスマス映像が到着【ジェームズ・ボン道】

  by ときたたかし  Tags :  

2020年4月10日(金)公開の007シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。ボンドとの関係をQが解説しちゃう特別映像が届いたよ!

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今回解禁となった特別映像は、ベン・ウィショーが演じるQがボンドとの関係を説明する異色の映像。QはMI6(英国諜報部)秘密兵器開発担当主任として、時に振り回されながらもボンドを健気に支えるシリーズに欠かせない存在で、ボンドとQのやり取りは、ファンの間で人気のひとつだ。

そのQが自身のデスクで、「僕とボンドの関係は複雑だ」と悩まし気な表情で語り始める特別映像がコレ。本編では現役を退いたはずのボンドがMI6の仲間であるマネーペニーとともにQを訪れ、「生きていたのか」と再会を喜ぶ(?)シーンが収められている。これは、わくわくしちゃう!

実は一見仲良さげに見えるふたりだが、過去に敵に狙われたボンドが『007/スカイフォール』でアストンマーチンDB5をハチの巣にしてしまったり、『007 スペクター』でQ課から改造を施したアストンマーチンDB10を無断で持ち出してローマへ行った挙句、水没させたことを忘れないかのように「軽いノリもたまにはいいが、もっと慎重になって欲しい。いつも彼に振り回される。どこまでも命知らずだ」と苦~い表情で不満を吐露。

が、そのQの心情とは裏腹に、ボンドが本編で橋から飛び降りるシーンが流れ、ボンドの命知らずでダイナミックなアクションが、本作でも炸裂することを示唆。ボンドとQの溝(?)は最新作でも埋まりそうにない!?

■あらすじ
ボンドは現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していた。しかし、CIA出身の旧友フェリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。 誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なもので、やがて、それは脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕を追うことになるが――

■『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 』
■監督:キャリー・フクナガ
■製作:バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン
■脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、スコット・バーンズ、キャリー・フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo