たこ焼きはメインのタコががないと始まらないのは当たり前のこと。しかし、タコなしでも”タコ”もどきのこんにゃくの代用でたこ焼き風に仕上がるのですよ、実は。
今やたこ焼き器は電気式のものもあり、一般家庭に普及していますね。因みに関西の家庭ではたこ焼き器は必須アイテムなんですよね。
今回は簡単に作られるたこ焼きもどきの、こんにゃくをいかにタコに似させて代用するかの作り方をご紹介しましょう。
お持ちのたこ焼き器が一回で12個から20個近く焼けるものであれば、予めその規定個数にぴったりする生地ネタの量がわかるボウルなどを決めておくんです。これは一回ではわかりにくいのですが数回焼いていくうちに量はわかってくるでしょう。
その生地ネタにこんにゃく以外のネタを全部入れておくので、手間が省けて簡単なのです。
材料は、小麦粉、たまご、ベーキングパウダー(あれば少々)、塩、ほんだし、水、これに一番のポイントのナンプラーを入れます。ナンプラーが入ることによりタコの風味が広がるような気がするのです。タコ味と指定は出来ませんが、魚介の風味に確実になります。これに紅しょうが、ねぎを入れます。
たこ焼き器に流し込む時に、混ぜながら入れますと、紅しょうが、ねぎが満遍なくたこ焼き器におさまります。
そして、生地ネタを流し込んだ後に、手早くサイコロ型のこんにゃくをひとつひとつ入れていきます。
たこ焼きはタコを入れてこそたこ焼きであるのは、十分わかっていますが、私の住むニューヨークでは、タコがそんなに簡単に手にはいらないのです。ギリシャ人はタコを食べるのでギリシャ移民の多いクイーンズのアストリアに行けばいくらでも買えるかもしれませんが、大きなタコは必要ありません!日本食料品店では足一本を丁寧にプラスティック容器に入れられ売ってはいるのですが、高い!
お好み焼きにも言えるのですが、ソースの良し悪しで最終的な味が決まります。オタフクソースは日本食料品店で買えますのでそれを使いますが、私個人の感想ではオタフクたこ焼きソースより、普通のオタフクお好みソースの方が断然合うと思います。
この方法だと袋入りのこんにゃくが冷蔵庫にあれば、後の材料はだいたい各家庭にはあるものが多いと思いますので、いつでも手軽に出来ます。
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