欧米の映画人と意外な日本人とのかかわり

  by あおぞら  Tags :  

 

マツコ・デラックス曰く「男は権力と金、女は美貌」であると。要するにこれで昔から世界が動いているというのである。例えば美人は5%として….のその例えの5%の美人の配分はお見事!としか言いようがない。

 

そして先ごろ自殺したトニー・スコットの結婚を調べてみると現在が3番目の妻であった。トニー・スコットの兄である”グラディエーター”や最新作の”プロメテウス”の映画監督のリドリー・スコットも2度の結婚歴があり、離婚後もそのお年でも恋のお相手に不自由することはない。

 

映画界では、有能監督の外見は関係なく、美人女優がなびくことは多々ある。これぞ、まさに男は権力、女は美貌がそのままの世界に思える。

 

ところで一冊の文庫本が手元にある。

 

共に映画監督のスコット兄弟の、兄のリドリー・スコット邸を任されていたハウスキーパーはなんと日本人の高尾慶子さんという方でその方の著書である。この文庫本でリドリー&トニー・スコットの母親と日本人ハウスキーパーの面白い出来事を知ることが出来る。

 

イギリスやアメリカで活躍する世界的な映画監督を育てた母親と日本人のハウスキーパーとの会話に、世の中は不思議な縁があるのだなと驚かされる。

 

また喜劇王のチャールズ・チャップリンが運転手として雇い、後にマネージャーに昇格した男性も日本人で、名前を高野虎市と言う。

 

トニー・スコットの痛ましい自殺のニュースに、なぜか本棚の一冊の本を取り出し読み始め、マツコ・デラックスの言う「男は権力と金、女は美貌」が頭から離れない。

 

権力と金があっても自殺はね….. いや、権力と金と、一般社会の人間が手に届かないものを数々手にして、それでもって自殺とはね….

 

人の人生はなんと儚いものか。

 

画像: from flickr YAHOO!

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