深海生物の映像を提供し続けているOcean Exploration Trust(OET)提供のライブビデオ、Nautilusのカメラが、今度はクジラの死骸に群がる深海生物たちの様子を撮影し、Twitterで動画を公開しています。
WHALEY BIG FIND! We're still documenting the baleen whale skeleton we discovered with @MBNMS at Davidson Seamount off central CA's coast. Scavenging fish and octopus strip blubber while bone-eating Osedax worms dissolve bones onsite.
Watch #NautilusLIVE: https://t.co/Ajj54YYX2Q pic.twitter.com/d8DAAepgiB
— E/V Nautilus (@EVNautilus) 2019年10月16日
https://twitter.com/EVNautilus/status/1184571414763966470
動画が撮影されたのは、カリフォルニア州の太平洋に面したモントレー湾沖の、深さ3240メートルの地点です。ほぼ骨だけとなったクジラの体長は推定4~5メートルだそうで、種類はヒゲクジラと見られています。深海の魚、タコ、カニなどがヒゲクジラの内臓などの残飯整理にいそしむ様子がはっきりと映されています。骨の周りにはホネクイハナムシのような腐肉食生物が確認できます。食物連鎖が凝縮された映像ですね。
地上の動物では、ハイエナ、ジャッカル、ハゲワシが腐肉食生物として知られていますが、深海にも腐肉食生物はたくさん存在しているんですね。
※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/EVNautilus/status/1184571414763966470