CHAGE and ASKAのパワーバランスは5:5であるべきだった? 今田耕司さんらお笑い芸人がコンビの有りかたに言及

9月14日放送の情報バラエティ「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」CHAGE and ASKAASKAさん脱退騒動について取り上げた。

これまでの不仲エピソードや印税の行方など話題は多岐にわたったが、特に盛り上がったのはASKAさんの

「CHAGE and ASKAの最強バランスは7:3でした。(Chageが)5:5を主張するようになり崩れた」

という発言について。

発言が紹介されるや否や

「ASKAさん待ってください。それは5:5でいいんじゃないですか?」

「われわれ視聴者が見るバランスはもしかしたら8:2やったり7:3やったかもわからんけど、やっぱりグループ内のバランスは……(5:5でないと)」

と異見を唱えた司会者の今田耕司さんをはじめ、コンビ、グループというものに重きを置くお笑い芸人たちはみなChageさんに同情的。

特に学天即よじょうさんは今後のASKAさんとChageさんの活動にふれ

「Chageが10の『SAY YES』のほうが聴きたくないですか?」

と興奮まじりに力説してしまいスタジオ中の失笑を買うほどだった。

また今田さんからコンビ内のパワーバランスについて尋ねられたお笑い芸人たちは

モンスターエンジン・西森さん
「僕らは5:5ですね。ネタは僕が考えてますね。僕がやりたいって言ってやらしてもらうんですけど、スベったら“ごめんなさい”って(笑)」

アジアン・馬場園さん
「お笑いで言ったら10:0(馬場園:隅田)ですね。人としては5:5です。ただお笑いの面で言ったら隅田さんがもうカフェメインなんで(※隅田さんはカフェ開店を目指しているとされる)。順番がカフェ、婚活、お笑いなんで(笑)」

学天即・奥田さん
「パワーバランスは8:2か9:1(よじょう:奥田)やと思うんで……。(よじょうは)Chageなんよ。5:5って言うなら何を4伸ばしてくんねんと(笑)」

などそれぞれの独特の関係性を明かし笑いを誘っていた。

音楽にせよお笑いにせよ、グループを長年維持することは非常に難しい。特に2人っきりのコンビとなると世間の評価や周囲の人間関係も影響して不満をため込んでしまいがちだ。今田さんの言うように5:5のバランスであれば、CHAGE and ASKAのキャリアはまた違ったものになっていたのかもしれない。

※画像は「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」公式サイトから引用しました
https://www.ytv.co.jp/tokumori/

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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