ベーシストとは足元で音作りを完結させる生き物!
世の中にはいろんな“沼”がありますが、ベーシストが必ずハマる沼、それが“プリアンプの世界”です。
そもそも、ベーシストにとって、音作りの要となるのがプリアンプであることに異論はないはず。ギタリストとは異なり、ライン出力の音をPAに送る場面も多いため、ペダル型プリアンプなどを使って、足元で音作りを完結させることが音作りの大きなポイントだったりします。
そんなペダル型プリアンプについて、一家言を持つベーシストがこの男!
はい。THE NOVEMBERSの高松浩史さんです。
『ベース・マガジン』の連載コーナー『高松浩史の音色探索 その箱の中は地獄より深い』においても「レコーディングではアンプを使用せずラインのみでの録音ですので、“プリアンプ”はとても重要な機材なのです」(本誌2018年9月号より)と発言していますが、新作のプリアンプについては常にアンテナを張って探しているそうです。
プリアンプを使う理由はこの2点!
ちなみに、プリアンプを使う意味としては、高松さん曰く「大きく“強い音にする”、“いらないミッドを削る”という2点でしょうか。(中略)“強い音”というのは、ロー、ロー・ミッド感が肝で、その部分を原音に足してあげること。“いらないミッド感を削る”というのは、ピッキングに対して引っかかるミッドを少し落としてあげる言えば良いのでしょうか。要するに“ラインっぽさを減らす”ということなのです」とのこと。
高松が感じる“旬”なプリアンプが集結!
実際、これまでに数々のプリアンプを試してきた高松さんですが、今、高松さんが興味を持っているというペダル型プリアンプが編集部に続々と集まってきています。しかも、工房系といいますか、手作業で製作された、かなりマニアックかつ高品位なものが揃っています。
というわけで、ベース・マガジンでの連載開始1周年を記念して、高松さんがプリアンプ愛を語るリアル・イベントが開催決定! 自身がセレクトしたペダル型プリアンプを集め、公開試奏を敢行。そのサウンドを来場者に体感してもらいます!
さらに、ベースの音作りや機材のノウハウを伝授! ライブハウスとは異なる、生のサウンドをぜひ体感しに来てください! また、音作りに悩んでいるベーシストも必見! この機会に、みんなでプリアンプの使いこなしを研究しましょう!
THE NOVEMBERS高松浩史の『音色探索 その箱の中は地獄より深い』リアル版●イベント概要
日時 2019年7月15日(月・祝)14:00〜16:00
会場 御茶ノ水Rittor Base
東京都千代田区神田駿河台2-1 OCCビルB1
チケット代:¥2,000お申し込み&詳細はこちら
https://bassmagazine-takamatsu.peatix.com/PROFILE 高松浩史(たかまつひろふみ)
栃木県出身。2002年に高校の同級生であった小林祐介(vo,g)と前身バンドを結成する。2005年、THE NOVEMBERSとして活動をスタート。2019年3月13日に7thアルバム『ANGELS』を発表した。THE NOVEMBERSとしての活動に加え、Lillies and RemainsやBAROQUEなどのサポートも積極的に行なっている。また、エフェクター愛好家としても知られており、小誌連載も絶賛執筆中。
Twitter:@Takamatsu1623
◎https://the-novembers.com