キッコーマン飲料は、豆乳アイスを楽しめるポップアップショップ「キッコーマン豆乳アイス スタンド」を期間限定でオープンした。本ショップのオープン期間は終了したが、初日に取材したのでその模様と、SNSでも話題になった自宅でできる豆乳アイスや豆乳かき氷についても紹介する。
そのまま飲んでもおいしいが、凍らせて「食べる」豆乳にもなる本品は「チョコミント」や「バニラアイス」等、もはや豆乳を通り越してアイスではないかと思わせるフレーバーも登場。現在販売している同社の豆乳は無調整豆乳、調整豆乳、豆乳飲料を含めて全35種類という。
豆乳は中華圏ではポピュラーな飲み物で、最近では東南アジアでもよく見かける。それぞれの国で違った風味や味、温かい豆乳もよく飲まれているが凍らせたものは見たことがない。
タカラトミーアーツが販売する限定ガチャ「キッコーマン豆乳ミニポーチおかわり」が先行設置された。
同社の担当者によると、どこに設置しているかは刻一刻と変わるようでガチャ設置店舗は同社ホームページで公表されるので検索は可能とのこと。一般発売は6月下旬から。
このミニポーチはタカラトミーアーツが昨年販売した限定ガチャ「豆乳ミニポーチ」の第2弾にあたるので「おかわり」の名称がついているようだ。ポップアップショップには6台設置してあったが、期間中に売り切れてしまったようだった。
会場には同じくタカラトミーアーツが発売する「スノーデザート 雪花」という豆乳アイスをそのままけずってかき氷にできる体験コーナーも設置された。
豆乳パックを冷凍庫で凍らせて、パックから出した棒状の豆乳をそのまま本機にセットする。あとはカンナや削り節の要領で往復させてけずっていくとかき氷になる。
本機はキッコーマンの豆乳パックサイズに合わせて作っているので専用品かと思えば、専用の製氷機が付属しているので凍るのであればどんなドリンクにも使用可能とのこと。
食べた感じはドリンクとして飲む豆乳よりも豆乳っぽくなく、しかし豆乳のきめ細かい舌ざわりはそのまま残しているようだった。またアイスとして食べる場合、凍らせたものを開封した直後はアイスクリームと違い空気があまり入っていないのでかなり硬い。よって家庭の冷凍庫を使用して凍らせた場合は、少し室温で放置したほうが食べやすいかもしれないが、食べ進むと底3分の1くらいはパックから手で押し上げてそのままガリガリとかじることができるようになるので、結果的に時間がかかっても融けてしまう前に全部食べ切ることができる。
記者はラムレーズンを食べたが、一般的なアイスクリームのラムレーズンが香りと口に入れた瞬間の味わいを楽しむのに対して、豆乳ではかみしめる際に味わいが増すという感じがした。
東京ビッグサイトで行われた「東京おもちゃショー2019」のタカラトミーアーツのブースを取材したが、バイヤーや報道関係者にも「スノーデザート 雪花」は注目を集めていたようだった。
どこでも手に入る豆乳を冷凍庫に入れるだけで簡単にできておいしく食べることができる豆乳アイスや豆乳かき氷を、この夏の避暑スイーツに加えてみてはいかがだろうか。
モデル 入月あやの (いりづき あやの)
モデル・日英バイリンガルMCとして活躍中。コスプレも好き。
得意分野はオタクカルチャー、言語、食文化、ハワイ情報。TOEIC965点。
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※写真はすべて記者撮影
