あなたも城主に?新大河ドラマで注目の明智光秀ゆかりの福知山城が一日城主を公募!

2019年6月6日、京都府福知山市が都内会場にて会見し、福知山城一日城主を公募することを発表しました。

京都府の福知山市といえば、2020年の大河ドラマで注目の明智光秀ゆかりの地。今回のプロモーションも来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公に選ばれた光秀と市との関わりを周知する企画のひとつです。

不動産広告を模して作られたポスターで展開されるこの企画は、福知山城の天守閣を使って、市のイメージアップに繋がる活用をしてくれる「一日城主」を広く一般に募集するもの。
選ばれた1組は城主として24時間福知山城を貸し切り、公約(アイデア)を実行します。

一日城主の就任料は城内への入館料320円(大人)と公約実施に係る全費用。実現可能なアイデアの中で「いがいと!福知山」のブランドメッセージに繋がるような「意外」な活用方法が求められます。活用に関わる予算が自費なので想像力を駆使する必要がありそうです。

応募期間は2019年6月6日〜7月5日。詳細な応募方法は福知山市HPをご覧ください。

また会見の目玉として発表された福知山城の一日城主の公募ですが、なんと日本初の試みでもあります。
最長で24時間天守閣を一日城主に「一日開城」することや、一日城主は「アイデア(公約)」を実施すること等はまだ前例がありません。

海外では城をホテルにするなど城の持つ魅力を多様にいかした取り組みが多々ありますが、これまで国内ではそうした取り組みは実施されていませんでした。

市は福知山の中心的な文化遺産である福知山城を広く一般に開き、城活用の多様化を目指すとともに福知山城と「明智光秀が築いた城下町・福知山」の知名度の向上と更なる観光客の誘致をはかります。

会見では福知山市市長だけでなく京都府福知山市にゆかりのある明智光秀の子孫であるクリス・ペプラーさんも登壇。
ペプラーさんは本年、福知山市の特別大使として新城主に就任したばかりです。
明智光秀が活躍した当時の衣装に近い天正裃(てんしょうかみしも)とちょんまげ姿で登場し、ウィットの効いたコメントで会場をわかせました。

福知山市が府外で会見を行うのも初めての試み。大河ドラマの舞台の抜擢されるというのは市を全国にアピールする絶好のチャンス、福知山市の知名度がぐんとアップする日も近そうです。

東京生まれ東京育ち。昨年(2018年)よりwebライターとして、ビジネス系の記事を執筆。ビジネス関連以外の幅広い分野での執筆を開始したく本サイトに登録。得意ジャンルは生活、芸能、アート、ファッション。趣味は走ること、読書、ワイン。