「死ね!」なんて言葉は口が裂けても言ってはいけないんです、当たり前でしょう?

  by あおぞら  Tags :  

日本のテレビ番組を見ていると、芸人、特に若手たちが「死ね!」「殺す!」と大声で力強く叫ぶと、なぜか演者も会場の人たちも大笑いしているのだけど、それって変じゃないですか?

テレビでそのような最低な言葉遣いを平気でして、しかも、それがお茶の間にテレビを通して伝わって、その恐ろしい言葉を子供たちも聞くわけで、汚い言葉に慣れてしまって、子供も同じように「死ね!」「殺す!」を使うようになると日本も本当にジリ貧ですよ!

悪い言葉、悪い態度、悪い状況って結構簡単に飛び火するんですよね。

例えば悪い状況で言うと、こちらニューヨークは最近ヘリコプターの事故が多いのです。事故のニュースが流れると、なぜかヘリコプターの事故が連鎖するのです。今までの事故はマンハッタンを挟む感じのハドソンリバーやイーストリバーで起きていたのですが、つい先日はタイムス・スクエアー近くの高層ビルの屋上の着地に失敗で墜落し死亡者が出てしまいました。

日本も引きこもりの男性が殺人事件を起こすと、その影響で刃物沙汰の事件が起こってしまいました。悪いことは派生しやすいのです。諺にも『悪事千里を走る』があり、悪いことの方が広がりを速く見せてしまうのが、残念ながら世の常なのです。

3年ほど前の「保育園落ちた日本死ね!!!」なんて、とんでもない言葉!それにスポットを当てた山尾志桜里議員は国会に届けも出さずに、先月のゴールデンウィークに海外へと不倫旅行。ダメがダメを呼びこむ有様。

もう、こういう「死」に関する言葉は特にテレビでは発しないように出来ないでしょうかね?

日本の自殺者は減少気味と言っても、世界から見るとやはり自殺者が多い国なんですね。それだけ精神的に病んでいる人も多いわけで、自殺しなくとも、それはそれは苦しい毎日を生きていらっしゃる方も多いはずなのですよ。

せめて、汚い言葉は使わないようにしませんか?

汚い言葉は見えない空気汚染です!

汚い言葉が蔓延し、口から発する、それにネットでは自分の正体がわからないことをいいことにして、罵詈雑言のオンパレード。これも、汚い言葉を日々使っている結果であり、日本もおしまいですよ!

単純に「死ね!」「殺す!」を発しないようにしましょう。それだけのことで少しは世の中マシになります。西川きよしじゃないけど「小さなことからコツコツと!」と行動することが、大きなことにつながっていくのです。

ニューヨークから発信しています