親友・木村進さん逝去に間寛平さんが悲しみのツイート 「倒れてから30年良く頑張ったと思います」

5月21日、人気コメディアンの間寛平さんが自身の『Twitter』上で、先日亡くなった親友で恩人の木村進さんを偲んだ。

「おはようございます今日誕生日をむかえた方おめでとうございます、♪ハッピバースディ~おめでとう~。僕が新喜劇に入った時コンビのように演じさしてもらってた木村進ちゃんが5月19日(日)亡くなりました、倒れてから30年良く頑張ったと思います、年に3回は会いに行ってたのですが、残念です永眠」

https://twitter.com/kanpeitter/status/1130608179971125248?s=19

木村さんは1950年、博多にわかの大家である2代目博多淡海さんの長男として生まれ、1970年に吉本新喜劇に所属。おりしも花紀京さん、岡八郎さんら伝説的コメディアンが君臨していたが、持ち前のハンサムさとエンターテイナーぶりで若干23歳で座長を張るに至った。

一方、寛平さんは木村さんと同期入団だが、先に人気を博した木村さんにコンビ役として引き立てられスターダムに。

1988年、人気絶頂で木村さんが脳内出血に倒れてからは『木村進劇団』立ち上げやプライベートのフォローまで影に陽に買って出る、まさに“親友”の付き合いを続けていた。

寛平さんのツイートに往時を知るファンからは

「寂しくなりましたね… でも傷ついて壊れてしまった重い鎧を脱ぎ捨てたみたいに軽く自由になって、きっと次のステージに行かれたのだと思います。 ご冥福をお祈りします。」

「寛平ちゃんと進ちゃんのコンビは子供の頃から観てました。 「モーレツしごき教室」や「あっちこっち丁稚」、吉本新喜劇を土曜日、日曜日によく観てました。あの頃が懐かしいです。 進ちゃんのご冥福を祈ります」

「お二人が座長でバリバリやられた頃の新喜劇が大好きでした。 室谷信雄さんや山田スミ子さんの後を追うように木村進さんも……… 寛平さん、淋しいよね。辛いよね。」

など悲しみのコメントが多数寄せられている。

実力と言い血統と言い、木村さんはご病気さえなければ恐らく現代のお笑いシーンの一角を担う大物になっていたはずだ。つくづくその悲運が悔やまれるが、晩年まで寄り添ってくれる親友がいたことはなによりの救いになったと思う。木村進さんの功績を偲ぶと共に、心よりご冥福をお祈りしたい。

※画像は『Twitter』から引用しました
https://mobile.twitter.com/kanpeitter

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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