知らなきゃよかった!? 人気番組でボツになった裏ネタ15連発!

  by 丸野裕行  Tags :  

どうもどうも、特殊犯罪アナリスト&裏社会ライターの丸野です。

時々テレビなどに出演させていただいているんですが、以前出演依頼のあった番組に『中居正広の身になる図書館』がありました。

「“あ~知らなきゃよかった!”というネタを出してください!」とプロデューサーさんに言われネタ出ししたんですけれども、「あぁ……これは、ちょっと放送できないですね……」と言われてしまい、そのときは出演自体が流れてしまいました。

本日は、その“知らなきゃよかった!”という裏社会ネタを公開したいと思います!

“知らなきゃよかった”裏ネタ!

1.温泉混浴詐欺に騙される男性は毎年いる

男の哀しい性につけ込むくだらない詐欺だが、必ず毎年引っかかる男性が複数いる。サイトで温泉混浴ツアーを名乗り、バス代金と旅館宿泊費、夕食代などの参加費用10万円を振り込ませ、参加日時にバスのターミナルで待たせるも、まったくバスがやってこないというつまらない詐欺。

2.110番通報の多くが、事件性のないとんでもない通報

嫁姑問題を相談されたり、タクシー代わりにパトカーを使おうとしたり、ゴキブリが出たから助けに来いと電話したりする通報者が急増中。

3.右翼の街宣車乗組員の中にはバイトがいる

数人の小さな政治団体では、ビラ配りなどを行うアルバイト乗組員を募集。バイト求人の謳い文句は「あなたも政治問題に取り組んでみませんか?」や「バス運転手募集」など。

4.汁男優を束ねるリーダーのことを“汁頭(しるがしら)”という

一般公募で集められた男優にギャラを払ったり、まとめたりするリーダー格のことを汁頭という。

5.ヤクザ見習いの電話番は、声だけで相手を判断しなければならない

「おい、ワシや」という声で瞬時に判断しないと、殴られる。「あのう、“わしさん”からお電話です」と言った新人の笑い話まである。もちろんそのあとはめちゃくちゃ怒られる。

過食、大麻、ニセ募金!

6.過食症を入院治療する病院では、芋の甘露煮ひとつでケンカになる

治療中の病院食でも吐いてしまう過食症患者は、一日中腹を空かせた飢餓状態になっている。眼光が鋭くなる食事タイムはまさに戦場。芋の甘露煮ひとつをめぐってケンカになるというのだ。ちなみにこのケンカ、特に女性たちに多い。

7.迷惑なスパムメール専門のコピーライターがいる

いったい誰が書いているんだろうと頭をひねってしまうような内容のスパムメール。実際は、飯が食えないプロのライターや文章修業中のライター志望者が書いていることが多い。

関連リンク:裏社会インタビュー:「スパムメール職人」に話を聞いてみた
https://getnews.jp/archives/2149560 [リンク]

8.関西某市で大麻の栽培がおばちゃんたちの中で流行ったことがある

兵庫県川西市で、麻薬取締官が困ってしまった事件。おばちゃんたちが栽培したり、種を分け合った理由は「すっごいキレイやから!」

9.ニセ募金で道端に立っているヤツらは、ひとりのときは托鉢している

ひとりで募金活動をしていると、かなり不自然なので、ひとりのときは托鉢でしのいでいる。ちなみに災害のときにニセ募金をつのると、普段の10倍ほど稼げるという。

10.計画倒産で頭をさげる社長の影武者のことを“恐縮屋”という

倒産劇の中で、金策に走り回っているフリの社長の代わりに債権者会議場で頭をさげるのが恐縮屋。殴る蹴るという暴行に耐え、傷害事件にしてしまい、そのまま債権者に債権放棄させてしまう手口を使う。

関連リンク:裏社会インタビュー:計画倒産を手助けする「女恐縮屋」に話を聞いてみた
https://getnews.jp/archives/2148779 [リンク]

スポンサーを刺激しないように……なの?

11.スタントマンの危険手当は、火だるまになっても100万円

夜の海に飛び込んで3万円、階段を転げ落ちて5万円、火ダルマになって100万円。

12.大手損害保険会社の調査係の退職率は75%

とてつもないクレーム処理量、ほとんどケンカになるような過失割合の掛け合い、ヤクザまがいの修理工場、事故に巣食う示談屋からの脅しに耐え兼ね、離職してしまう。重度のうつ病になる人間も……。

13.借金癖がある身内に借金させない方法がある

ローン等の借り入れ状況を把握し、審査を迅速化、過剰な貸付を抑止するためにある全国33ヶ所にある信用情報センター。ここへ借入自粛登録すると、5年間、金融業者の貸し出し審査が厳しくなる。このセンターに出向き、手続きを行う家族や恋人同士などの間では、毎日修羅場のようなやりとりが繰り広げられている。

14.全国にある違法カジノの店舗の存在を、出入りする業者は知っている

内装屋、パソコン屋、ネット回線工事業者、レンタルおしぼり、ドリンクバーの装置を持つ飲料メーカーの人間は、違法カジノ店に出入りする機会が多いので、その存在を知っている。お客様なので、ただ通報しないだけだ。

15.とある運送会社に行くと壁に高校野球の試合表が貼ってあって、公然と賭博が行われている

夏場になると、当たり前のように、高校野球賭博の準備がはじまり、運転手同士が目をギラつかせながら、テレビを観ている。

いかがでしたか?
地上波ではやっぱりダメなんでしょうか?

(C)写真AC

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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