マクドナルドにはいろいろな種類のハンバーガーやスナック、カフェメニューなどが用意されていますが、先日とあるマクドナルドでご飯のメニュー『ガパオライス』を食べてきたのでご報告したいと思います。
『ガパオライス』セットをタイのマクドナルドで食べる
「えっ、そんなのどこで売ってるんだよ。期間限定メニュー?」なんて思う方がきっと多いはず。もちろん、日本の普通のマクドナルドでは販売されていないメニューになります。
店頭では合掌をしたドナルドがお出迎え……そう。こちらの店舗は日本のマクドナルドではなく、タイのマクドナルドなのです。タイのマクドナルドでは全店舗でライスのメニュー『ガパオライス』が提供されているのですな。
メニュー表にも大きく掲載されているので、それなりに人気があるのか推したいメニューということなのでしょう。料金は単品で69バーツなので、1バーツ4円として計算すると約280円。セットは89バーツなので約360円。日本の定食屋の価格帯や、マクドナルドのセットの価格帯を考えたらかなりお得感がありますよね。
もちろんハンバーガーのメニューも充実していて、タイオリジナルの魅力的な商品もたくさんあるのですが今回は『ガパオライス』を注文してみることにします。
『ガパオライス』セット 約360円
レジで『ガパオライス』のセットを注文してみると、さすがに調理には時間がかかるようで、完成後に席まで運んできてくれることになりました。そして7~8分後……!
来たアァァァァァーーーッ!! これがタイのマクドナルドの『ガパオライス』セットか……!!
あれ? なんだかメニューの写真と結構違う気がしますが……。
そもそも『ガパオライス』って肉が豚挽肉だった気がするけど、こちらで使われているのは薄いハンバーグ。……ああ、そうか! ハンバーガーで使っているポークパティをカットして有効利用しているのか!
このポークパティを自分でこまかくちぎって挽肉状にすれば、一般的な『ガパオライス』の形状になるという仕組みなのですね。
ライスの上に盛られているたまごはマクドナルドのおなじみの具材そのまま。なので、結局ライスとガパオソース以外はレギュラー商品の使い回しで作れるため、『ガパオライス』は案外マクドナルドに無理なく導入できるメニューなのですな。
ポークパティをこまかく挽肉状にしてもよかったのですが、せっかくなのでそのままの形で実食。ガパオソースはなかなか辛口&濃いめに作られていて、ご飯がどんどん進む味に仕上がっていました。
といってもライスの量はそこまで多いわけではないのがちょっともどかしいですが、ポークパティはおそらく2枚分使用されているのでそれなりに食べごたえもあります。
セットのスープはコンソメ味で意外と具だくさん。オニオン、にんじんのほかにマカロニも入っていました。
これにドリンクも付いて約360円というのは、やっぱりなかなか魅力的。ボリューム的に物足りなければチキンやポテトなどのサイドメニューを追加するといいかもしれませんね。ガパオソースをポテトにつけて食べたりしたら絶対ウマいやつ!
ちなみにサイドメニューにも『パイナップルパイ』や『コーンパイ』など、日本のマクドナルドにはないメニューがたくさんありますよ。
マクドナルドのように日本でもおなじみの店だからこそ味わえる異国文化もなかなかおもしろいものです。皆さんも機会があればぜひタイのマクドナルドに足を運んでみてください。