彼氏&彼女と住む部屋の条件と決めたルールってありますか?

  by 丸野裕行  Tags :  

同棲したいと考えている異性と共に暮らす部屋を決めるとき、どんな条件の部屋にするのか――同棲する物件の条件として絶対に譲れないポイントや生活していくうえで決めたルールなど、ズバリアンケート調査してきました。
※京都の地元タウン誌100名アンケート

同棲する部屋の条件は“バス・トイレ別”が1位!

譲れない条件として挙げられたのは以下の通りです!

ダントツ第1位は、【バス・トイレ別(59.6%)】

そのあと僅差で第2位になったのは【近くにスーパー・コンビニがある(36.7%)】

第3位【エアコン付き(35.1%)】、第4位が【通勤・通学が便利かどうか(34.7%)】第5位【駅から近い(35.3%)】と続きます。

男女別で見ると、バス・トイレがセパレートになっていることを譲れないと回答した男子が49.5%なのに対して、女子は71.2%と高くなっています。さらに掘り下げると“独立洗面台”に関する質問に対しては、男子は14.3%ですが、女子は41.7%で、大きく男女差が出る結果になりました。

男女間の差というのははっきりしていて、“ウォークインクローゼット”“ふた口コンロ以上のキッチン”“入居する部屋は2階以上”という条件とのこと。女子視点だとこの点に関しては納得できる結果ですね。

男性ならでは……というこだわり!

逆に男子側から支持を受けたのは、“ウォシュレット付きのトイレ”、“自分専用の書斎”、“映画や動画を大画面で楽しめるシアタールーム”“防音の物件”の4点が挙がりました。男子は、自分が住む家に対し、こだわりを強く推す傾向にあるということがわかります。

それぞれの具体的なコメントは以下の通り。

「絶対にウォシュレットがないとダメ。洗わないと気持ちが悪い」(28歳)
「自分お気に入りのレコードやフィギア、本などが並ぶ書斎は憧れ」(30歳)
「大好きな映画を楽しめる大画面のプロジェクターがあれば最強」(30歳)
「趣味がギターなので、防音の方がいい」(35歳)
などなど、やはり譲れないことが多いのですね。

女子ならではのコメントが続々

男子と比べ、女子側の意見は以下のようになりました。

バスルームとトイレはセパレートじゃないと気分がダウン」(23歳)
「料理が大好きなので、大量買いができる激安スーパーが近くにあると助かる」(23歳)
「築古マンションに住むのはイヤ。水周りが古かったり、許せない」(28歳)
「朝から髪を濡らしたいので、シャワー付き独立洗面台がいい」(31歳)
などがありました。

お互いに反対する物件とは?

また、部屋探しの条件について、彼氏彼女と意見が違う部分があったか否かの質問してみると約52%の女子が意見が合わなかったと回答。具体的な意見の相違は、大きく分けると“家賃”、“間取り”、“場所”の3つでした。

意見の違いに関する回答には、次のようなものがありました。

メゾネットタイプの部屋を望んだら猛反対された」(男性/21歳)
駅から離れた静かなところに住みたいというと反対された」(女性/30歳)
「お互いお金がないので、“3点のユニットバスで充分なんじゃない?”と言ったらキレられた」(男性/21歳)
スーパーが近い駅から少し離れた物件を選んだら、反対された」(女子/25歳)
彼氏の仕事場と自分の職場でどちらに近い部屋にするかでかなり揉めた」(女子/23歳)
「間取りでは同じ意見だったのが、1階の部屋はイヤだと言ったら少し揉めた」(24歳)
などがありました。

同棲カップルが決めたルールってある?

彼氏彼女と同棲するにあたって、ふたりで決めたルールはあったのかなどをアンケート調査しました。これから同棲を考えている人にとっては、チェックすべきです!

第1位のルールは“お金”!

お互いで取り決めたルールってありますかと尋ねてみたところ、「特にそういうものはない」と回答をした同棲カップルが半数を占めました。

お互いに決めたルールで最も多かったのは、「お金の管理(41%)」。毎月の家賃はもちろん、食費や電気代などの光熱費、通信費など、生活すれば、いろいろと出費が嵩みます。

同棲では、財布は別ということも多く、金銭トラブルが起こりがちです。支出をどのくらいの比率で、彼氏彼女のどちらが支払うかをよく話し合って決めておくと、揉め事に発展せずに済みます。

第2位からは生活する上でのルール

第2位にランクインするのは「家事の分担(32.5%)」。食事や洗濯、掃除などの家事の役割分担は、ある程度決めておくと、揉め事にならずに済みます。

第3位は「部屋や収納の利用法(22.7%)」。出しっぱなし・散らかしっぱなしの防止にもつながりますので、不満が噴出する前に話し合っておくといいと思います。

第4位は「余暇の過ごし方(15.3%)」。休日のふたりの過ごし方では相手への配慮が必要になります。あまり束縛せずに、たまにはお互いの友人と予定を入れ、出かけた方がいいでしょう。

ルールの決め方の具体的なアドバイスとしては、「お互い共通のお財布をつくり、お給料日にはある程度の金額を徴収し合う」「10円単位までちゃんと割り勘」「家事は互いに助け合う」「休みの日の夜は必ず一緒に夕食を作り、一緒に食べる」など。こんなルールをあらかじめ決めておくと理想的な同棲になります。

いかがでしたか?
同棲カップルによっては、物件選びやさまざまなルール決めをしていることがわかりました。

大切なのは、ふたりがしっかりと話し合って決めること。生活の中で、一度決めたルールに違和感を感じたら、その都度話し合うことで、暮らしを見直してみてください。

解説/丸野裕行(ライター/不動産ポータルサイト編集長)

(C)写真AC

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

ウェブサイト: https://maruno-hiroyuki.com/

Facebook: https://www.facebook.com/hiroyuki.maruno.5