米倉涼子&加藤浩次が『アベンジャーズ/エンドゲーム』ヒット祈願「初期アベンジャーズのメンバーにロケットが入っていることが感動!」

  by ときたたかし  Tags :  

マーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』の勝利祈願イベントが11日(木)、必勝のためのパワースポットでもある神田明神で行われ、日本版吹替を務めた米倉涼子(ブラック・ウィドウ役)、加藤浩次(ロケット役)がフォーマルな衣装で出席。サノスによって消された35億の人々と仲間を取り戻すため、アベンジャーズに代わり勝利祈願した。

御所殿内で祈願した感想について米倉さんは「たくさんの皆さんに楽しんでもらえるように祈願した。最後には勝ち守りをもらいましたのでばっちりです」と大任を終え安堵した様子。加藤さんは「生まれ変わった気持ちです」と答え、笑いを誘った。そして衝撃の前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』について米倉さんは「本当にちりちりにいなくなってしまうのかとびっくり。ブラック・ウィドウがいなくなるのかどうなのか、まず自分の確認だけでも精一杯でした」と慌てたそうだが、加藤さんは「いなくなったな、って思いました」とまたしても笑いを誘っていた。

お互いのキャラクターの印象について米倉さんは、「ロケットさんは小さいけど凶暴で強くて、意外と仲間意識が強くてリーダーシップも働いて、いい仲間です!」とベタぼめ! 演じた加藤さんも、「まさかロケットがアベンジャーズに入るとは思わなかった。単純にね。アベンジャーズのメンバーにロケットが入っていることに感動しました!」と納得していた。

そして今回の<エンドゲーム>というタイトルでアベンジャーズの終わりが予想されることについて米倉さんが「終わりきれないなって思います。せっかくあんなにたくさんのヒーローが集まってチームになれたので、信じられない」と残念がると、加藤さんも「桜も葉桜になってしまうように、アベンジャーズも終わってしまうんだなって。複雑な気持ちであります」としんみりとコメント。10年近く続いた同シリーズに思いを馳せた。

アベンジャーズとともに平成が終わるが、新しい時代にどうなっていくと思うか聞かれた米倉さんは、「続いていくんじゃないかなって期待していますし、ブラック・ウィドウとしても応援していきたい。新アベンジャーズみたいのができるんじゃないですか?」と期待感を示すと、加藤さんも「それもあるかもしれませんね!」と同意。「本当に難しいんですけど、アベンジャーズがアベンジャーズじゃない形ではじまるんじゃないかな? さらにパワーアップしたかたち、全く別のかたちになるかもしれない」と予測。「アベンジが終わったら何するんですか?」と米倉さんが尋ねると加藤さんは、「何だろう、アベンジャーズファーム? 最大の敵も倒しちゃったのでみんなで農園をやる」と、サノスっぽい回答で最後も笑いを誘っていた。なお、キャストの来日などない予定。4月26日(金)公開。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』
https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo