【動画あり】完全オリジナルな高品質名刺を格安で作る!自称ブロガーには無料特典も!

  by 古川 智規  Tags :  

ビスタプリントというブランドをネット上で見かけたことはないだろうか。世界的な総合印刷メーカーで日本にも工場を持っている。記者は主に名刺の作成で利用しているが、同ブランドを運営するシンプレスジャパンが、自分の肩書を“自称”から正式な肩書きとして表現できるようにするために「“自称○○”応援プロジェクト」の第3弾として“自称ブロガー”応援キャンペーンを4月17日まで開催している。
自身のブログを開設していて月に4回以上更新している方を自称ブロガーとして100枚の名刺を無料で作成するという太っ腹な企画だ。
詳細は以下のリンクからご覧いただきたい。

※参考
“自称○○”応援プロジェクト
https://www.vistaprint.jp/hub/jp-jisho-project [リンク]

さて、用意されているテンプレートから簡単に作ってもよいが、できることならば自分でデザインした完全オリジナルの名刺を作成したいと思うのもまた人情。しかしプロの印刷というものはなかなか手ごわい。自分でデザインしたファイルはイラストレーターの形式でないといけないとか、フォントはアウトライン化しなくてはいけないとか、デザイン料は不要だけど入稿料が必要だとか、最近でこそ簡単にWordやPowerPointのファイルでも入稿できるネットプリントが多くなってきたが、素人には無理難題が多すぎてなかなか印刷業者に入稿するのは骨が折れる。
ビスタプリントはそんな個人にもやさしい入稿スタイルを採用している。すなわちPDFで入稿すればそれでよいというわかりやすさだ。しかし、本当にPDFでまっとうな名刺ができるのか、実際にやってみた。(名刺の内容は説明のために変えていますが、注文の際には実際の住所等で入稿しています)

記者が普段使用しているソフトはマイクロソフトのPublisherだ。いわゆるDTPソフトと呼ばれるもので、日本語で組版ソフトともいう。新聞や雑誌を組んでいくソフトといえばわかりやすいだろうか。もちろん名刺を作ることももちろん可能だ。

しかしながら、前述したように最終的にPDFに発行できればよいのでPowerPointでもWordでも構わない。もちろんillustratorをお持ちであればそれに越したことはないし、オープンソースでもDTPや画像ソフトはいくらでもある。写真はマイクロソフトPowerPointでの作成例だ。

さらにOSすらも無料のLinuxでさらに無料のオフィススイートであるLibreOfficeを使って作成することもできる。写真は無料のOSであるLinux Mint上で、無料のLibreOffice Drawを使用した作成例。

記者は裏面に英文でパーソナルデータを書くとともに、記事一覧やTwitterやFacebook等のアクセスがしやすいようにQRコードを入れている。こちらは別料金だが元が安いのでさほど気にならない。
PowerPointでも名刺の寸法をあらかじめ定義して作り始めればDTPソフトと同様に処理することができる。絵でも写真でも線でも好きなように配置すればいいので簡単だ。時間はかけてもお金をかけないのが今回の目的なのでじっくりと考えて最高のデザインにしていただきたい。

最後にPDFを発行する。この際も通常使用するA4サイズではなく、名刺のサイズに原寸大で発行する。発行するPDFのクオリティーは「高品質印刷」で構わない。「印刷業者」にしてしまうと設定がややこしくてプロでないと理解できない事項が多く失敗する可能性が出てくるからだ。理解できる方はきっちり設定してももちろん構わない。

発行した表裏のPDFをPCの画面上に表示したところだ。表面と裏面は別々のPDFとして発行するのがスムーズな入稿のコツだ。PDFを発行する前に名刺の内容を校正をしておけば失敗は少ないので、時間をかけてじっくりと検討しよう。昔のように活字を拾ったり写植をするわけではないので、主に注意するのは誤字や脱字、変換ミスだろう。

ファイルが完成したらネット上で注文画面に入る。後々のことを考えて会員登録をしておいた方がスムーズだろう。
作成方法が複数あるが、今回は「デザインデータを入稿」を選択。

まずは表面の入稿画面が出るので、用意しておいた表面のPDFファイルをアップロードする。ドラッグアンドドロップで名刺画面に持っていくと、アップロードしたファイルが読み込まれる。

裏面も同様の手順で入稿する。裏面が不要な場合はスキップすればよい。

画面上で最終校正が終わったら、手に持ったイメージで全体のデザインを確認する。イメージ通りになっているかどうかの確認がその場でできるのもありがたい。

注文画面に進む。ここでは枚数を指定する。多く注文したほうが1枚当たりの単価が安くなるのは当然だが、そこはお財布とご自身の交友関係と相談したいところだ。

次に名刺の紙質を決める。紙は伝統的に1平方メートル当たりの重さ(単位はg/㎡で坪量という)で厚い紙なのか薄い紙なのかを判断する。実際には重さと厚さとは同義ではないのだが、単位面積当たりの重さが重ければ厚いと判断しても差し支えない。
ビスタプリントの標準紙はホワイトマット紙(209g/㎡)で、記者はいつも両面光沢仕上げ(310g/㎡)を使用している。追加料金が必要だが、名刺を交換した時の相手方の反応が違うのでそれだけの価値はあると考えている。
この違いが、たった100グラムと思ってはいけないのは、実際の厚みは209g/㎡では約0.245㎜で310g/㎡では約0.364mmとなり1枚あたりの厚みは0.12mmでしかないが、100枚積み重ねるとその差は1.2cmにもなってしまうのだ。いかに分厚いかがお分かりいただけると思う。しっかりと硬い手に取った感じが違い、光沢処理されているので見た目のインパクトも抜群だ。

こうして一連の名刺作成作業は最終工程に入り、料金・送料等を確認して決済すればよい。早ければ数日後には素敵な名刺が届いていることだろう。
最後に届いた名刺のレビューを動画でご覧いただこう。今回は出張中ということもあり、確実に受け取れる出張先に名刺を届けてもらった。

■【360度VR】完全オリジナルの高品質名刺を格安で作ってみた! ~ビスタプリント~
https://youtu.be/rwYrP6fkGc8


※動画中の自称ブロガーへのプレゼントキャンペーンは4月17日までで、プレミアム名刺100枚分と送料が無料になるクーポンプレゼントです。お詫びして訂正いたします。

自称ブロガーの方はもちろん、そうでない方もそれほど高くはないので、自分だけのセンスのある完全オリジナルな名刺を作成してみてはいかがだろうか。

※写真および動画はすべて記者撮影・収録

乗り物大好き。好奇心旺盛。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、上も下も右も左もそれぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

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