『遺伝子組み換え種』の上陸なんて徹底的に阻止しよう!

  by あおぞら  Tags :  

聖書、ヨハネ伝の第12章24節のキリストの言葉の「一粒の麦もし地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、死なば多くの実を結ぶべし」は好きな聖句です。麦が地に落ちなければただの麦で終わってしまうが、地に落ちたならばそこから実を結び新たな命に繋がっていくと解釈しています。

 

種は生命のカタマリで食物は種から成長し、大勢の方々の働きにより、我々の食卓に上り、そしてありがたく口にすることができます。これらの過程を意識すると食べ物は残さないし、残せないのです。

 

あえて種について考えたのは理由があります。

 

メールが明け方アリゾナ州の癒しの町と言われるセドナ在住の日本女性の方から届きました。数回メールで交信したことはあったのですが、随分ご無沙汰だったのでなんだろうと思ったのですが掲題に「遺伝子組み換えの日本上陸について」とあるので、なんだか難しそうだなぁ….と思い読んでみました。

・モンサントという猛毒の農薬に耐える種を遺伝子組み換えにより生産

・その種は、次期の種を作れない品種

・毎年、農家はモンサントから農薬とセットで種を買わなくてはならなくなるシステム

 

と書かれています。そして一番衝撃的な箇所は「その種は、次期の種を作れない品種。種ができない作物が健康にいいわけありません!!

 

その種を日本は承認したというのです、耳を疑う、いや、目で何度も確認しつつその文字を読み返しました。「あのモンサント社の遺伝子組み換え種が日本でも承認されそうだとのことです

 

そこで私は早速調べてみました。そしてそのサンモント社は遺伝子組み換え作物の種のシェアーが90%であることを知りショックを受けました。シェアー90%なんて数字はほぼ独占企業であり、他社が入り込めない背景にはきっと何か闇の部分があるのではないかと、更に調べると…….

 

農薬のメーカーとしても著名で、ベトナム戦争で使われた枯葉剤の製造メーカーでもある。この枯葉剤には不純物としてダイダイオキシン類が含まれており、後に問題となった

 

…….とあります。あの枯葉剤の製造メーカーであることを知り、なぜ日本がこのようないわくつきの会社の種を承認したのか不思議でなりません。

 

モンサント社を知ったのはほんの数時間前ですが、調べていくうちに恐怖に近い感情を覚えたのは2008年にアメリカで公開されたFOOD INC.と言うドキュメンタリーがあります。これはアカデミー賞の長篇ドキュメンタリー賞にノミネートされた程の優秀なドキュメンタリーですが、一度ご覧になってみるといいと思います。見るとアメリカの食品に対して脅威を感じます、驚異でなく脅威です。強く印象に残るドキュメンタリー映画でした。その中にこのモンサント社が紹介されているというのです。

 

不覚でした、私は覚えていませんでした。なぜなら遺伝子組み換えや農薬は私の頭脳を刺激しなかったので、覚えていなかったのだと思いますが、こういう事実を知った今、断固自然を欺くような種を日本に上陸させてはいけないと思います。

 

◆総務省が運営するサイトに遺伝子組み換えの意見・情報を募集しているサイト◆
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550001587&Mode=0

画像: from flickr YAHOO!

http://www.flickr.com/photos/klearchos/5285359244/

ニューヨークから発信しています