部屋探しで肝心な不動産屋選び!種類と特徴を知っておこう!

  by 丸野裕行  Tags :  

どうも、不動産ポータルサイトの編集長を務めているライターの丸野裕行です。

この時期、賃貸物件を探すことってなかなか大変なことです。どんなことでも話せる信頼できる営業マンだと、相談事や困りごとにも対応してくれます。不動産会社を選ぶことってすごく重要なんです。

賃貸物件探しでも、いい不動産会社の方がいい。まずは物件探しよりも、あなたが信頼できる不動産会社探しからスタートするようにしましょう。しっかりと読んでもらって、お部屋探しの参考にしてください。

不動産会社のタイプは大きく分類すると3つ

タイプを分類すると、CMなどでも有名な全国で展開している大手の不動産屋さん地元密着で基盤を持つ不動産屋さん家族経営で営業する不動産屋さんの3つです。

どのタイプの不動産会社が優秀でどれが悪いということはまったくありませんが、タイプによってそれぞれの特徴があります。ここでそのことに関する解説していきたいと思います。

CMなどでも有名な全国展開している大手不動産屋さん

テレビCMで有名な数々のチェーン店を持っている不動産屋さんだと「何かと安心じゃないか」という感覚があると思います。どんな物件でも揃っているので、どんな仕事の人でも住むことができる物件が必ず見つかるはずです。

しかし、FC展開というのは、逆になかなか優良な店舗を探すのが難しいということは知られていないんですよね。

例を挙げると、街中で見かける『E』や『A』、『C』、『M』などは、看板こそはその名前を掲げているものの、実際に運営しているのは地元企業というパターンが非常に多いです。

全国展開しているのは、自社で賃貸物件からマンション建設までを一手に引き受けている『DT』や『S』、『DW』などです。大手の看板を掲げるとその知名度の高さで、数多くの賃貸物件が集まります。

ですから、豊富な物件から選びたいという人にはオススメです。

地元密着でしっかりとした基盤を持つ不動産屋さん

地方都市や都心とは離れた街へ行ってみると、そのエリア密着の有名な不動産屋さんのひとつやふたつはあるはずです。仲介している物件の数も非常に多く、信頼されている地元企業なので安心できることは間違いありません。

東京や大阪、仙台、名古屋、京都、福岡などにも実力のある不動産屋さんは幅を利かせているので、あなたが住める条件の物件がきっと見つかるはずです。

ただ、数多くの顧客を抱えている可能性があり、掘り出しものの優良賃貸物件を探し出すのはちょっと難しいかもしれません。

管理物件数も多く、知名度も高く、地元企業という安心を優先的に考えるのであれば、このようなタイプの不動産屋さんをオススメします。

家族経営しながら細々と営業している不動産会社

どんな街角にもひとりや家族で経営していたりする小規模の不動産屋さんもあります。

小さな規模で営業している不動産屋さんには稀少な掘り出し物件が眠っていたり、なんでも話を聞いてくれ、親身になって物件探しをしてくれたりするのでそこはオススメできます。

しかし若い人向けの物件やデザイナーズ物件などはほとんど扱っていないので、その不動産屋さんだけに絞って自分の住みたい物件を探すことはあまり賢明ではないと思います。他と併せて探す方がいいでしょう。

番外編

この他にも、キャバクラなどで働く女性などナイトワークに従事している人に特化した、保証人なしの物件を紹介してくれる不動産会社も存在しています。ナイトワーク専門誌やWebなど物件を探せるこの手の不動産屋さんは、一声かけただけで、希望のエリアにあるアパートやマンションを紹介してもらえるので、簡単に部屋が探せるというメリットがあります。

不動産屋さんにも得意なこと、不得意な分野がある

これも知っていてもらいたいことなのですが、不動産屋さんにも得意分野と得意ではない分野というものがあります。

掲げている看板としては『○○不動産』なので一目見るとすべてが不動産屋さんに見えますが、賃貸業務が得意な不動産屋さんもあれば、物件の売買が得意な不動産屋さんもあるんです。

できれば賃貸物件に強いという業者さんを探し当てて、しっかりと審査が通る賃貸マンションやアパートを見つけたいものです。

その不動産屋さんのWebサイトをしっかりと閲覧

これは言ってみれば病院と同じ。名称は病院となりますが、呼吸器に強い内科、整形に強い外科、消化器に強い内科、手術に強い外科などがあるのと同様に、不動産屋さんにも専門分野があります。

言いたいことは、どうやって賃貸分野に強い不動産屋さんを探し出すかということ。

まずは気になった不動産屋さんの公式Webサイトを見てみてください。賃貸が得意であればページのほとんどに賃貸物件が紹介されています。売買が専門であれば、売買物件が数多く紹介されています。

割合の黄金率は賃貸が8割、売買2割。この比率であれば、賃貸と売買物件のどちらもバランスよく扱っている不動産屋さんということになります。今、賃貸物件を探しているあなたに一番適しているのは、Webサイト上で賃貸物件の紹介が9割以上あるところが好ましいと思います。

いかがでしたか?
自分に合った賃貸物件を借りたいというときにどの不動産屋さんを選べばいいのか、がこれでわかると思います。
こちらを参考にして、ぜひ今春の新居選びを成功させてください!

(C)写真AC

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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