一輪挿しにさしたバラが花開く前にしおれてしまった場合は潔く捨てたほうがいいと思います。心はちょっと痛むのですが花は盛りを過ぎたら”捨てる”、この捨てられることこそが花を活かすことになると思うのです。
同じく”捨てる”ことで活きることに”こだわり”があると思います。日本語が徐々に変わっています。言葉は時代と共に変わるものなので、流行の言葉もその時代を反映してコミカルで面白いと思いますが、日本語が崩れていくのは残念ですね。
こだわりはもたないもの、捨てるもの。
ちょっとこれからこの”こだわり”を意識してみてください。正しく使っている方は意識する必要はありませんが、”こだわりをもつ……”の誤用をしていた方は、こだわりは捨てるもの、こだわりはもたないものとしっかり覚えて使わないことです。
辞書で調べると「どうでもいい問題を必要以上に気にする」(新明解国語辞典)とあります。
”こだわり”の誤用がこれ以上氾濫しないように願いをこめて書いてみました。
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