2019年1月8日~11日まで米ラスベガスで開催されているコンシューマーエレクトロニクスショー(以下、『CES 2019』)にて、独自動車会社のアウディは車内VRエンターテインメント『ホロライド(holoride)』を発表しました。
holoride – Turning vehicles into moving theme parks (YouTube)
https://youtu.be/DTSwWV7l8b4
『ホロライド』は、後部座席に座った人がVRゴーグルを装着することで、映画やビデオゲームといったコンテンツを体験できるプラットフォームです。
『CES 2019』のデモでは、アウディとディズニーインタラクティブが共同制作した『マーベルズ アベンジャーズ:ロケッツレスキューラン』が披露されました。VRゴーグルを装着すると、小惑星帯の中を宇宙船で進んでいく仮想世界を体験することができます。実際の車の動きがリアルタイムで仮想世界にも反映され、車が加速すると宇宙船も加速するという仕組みになっています。
アウディは子会社と共同でスタートアップ企業のholorideを設立し、サードパーティがVRコンテンツを提供できるようにするために、オープンプラットフォームとして開発を進める予定。ゲーム、冒険、探検、学習といった人間の五感全てを使った車内体験を実現するため、サードパーティ向けにソフトウェア開発キットを提供するということです。アウディは、今後3年以内に『ホロライド』を市場に投入する予定としています。
お盆や年末年始の帰省時には必ず起こる渋滞ですが、渋滞中でも子供達に『ホロライド』を使わせれば少しはおとなしくなってくれるのかな!? 興奮しすぎて逆に大騒ぎなんてことにもなりかねないかも。いずれにせよ、移動中の時間がより楽しいものになってきそうではありますね。
※画像とソース:
https://www.audi-press.jp/press-releases/b7rqqm000000ospp.html