氷上でバイクを使ったスタント撮影中に起こった面白ハプニング映像。手を離しても進むようにアクセルを固定したバイクにスタントマンが飛び乗ろうとして失敗。しかしなぜか倒れずにそのまま走り続けるバイク。バイク絶対捕まえるマン vs. 絶対倒れないバイクのコントが始まった!
動画:RUNAWAY STUNT BIKE GONE WRONG(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=kQ5hV-ESBd0[リンク]
走りながらカッコよく飛び乗ろうとして失敗。そのままバイクも倒れて終わりかと思いきや、バイクは驚異の復元力ですぐに真っ直ぐに戻り、そのまま彼方まで続く湖上を走り去ろうとする。やっべ、マジやっべ! 慌てて追いかけるスタントマン。
何度もズッコケながら追いすがるスタントマンを翻弄するかのようにフラフラと逃げ回る無人のバイク。
控えのバイクが追いついて蹴り倒そうとするが、何度蹴っても倒れない。逆に自分がバランスを崩して倒れてしまう始末。なにこのドタバタ劇(笑)。
最後はクラシックなピックアップトラックに衝突してようやく転倒、停止。影から分かるカメラマンの必死っぷりも面白い。
倒れないバイクとしては、重いフライホイールを搭載したものや、ステアリングを1000分の1秒単位でコンピュータ制御するハイテク自立式バイクなどが発表されているが、ここで使われているのはホンダの『CBR600 F4i』という普通のバイク。エンジンとホイールのジャイロ効果だけでこれほどの復元力が発生するものなんだね。
あと、この動画を撮っているカメラの安定性が超スゴイことにお気付きだろうか。普通はこんな全速力で走ったら映像がブレブレになってしまうはずなのに、ピタッと静止したように見えるのだ。これもジャイロ効果を説明する時によく使われる3軸ジンバル(スタビライザー)のおかげ。撮影機材の進歩にも驚かされるね。
画像とソース引用:『YouTube』より