現在絶賛放送中のNHK連続テレビ小説『まんぷく』の題材となり、今年で誕生60周年を迎えるなど、なにかと話題にのぼることが多い日清食品の『チキンラーメン』。昔からずっと変わらない味が多くの人に親しまれ続けているインスタントラーメンですよね。
アレンジして食べることが常識となりつつある
チキンラーメンはその名の通り、鶏ガラをベースにしたオーソドックスな味が一番の魅力。それゆえに、すでに数え切れないほどのアレンジレシピが開発され、公式ホームページにもいくつかの斬新なレシピが紹介されるなど、もはや自由にアレンジすることが当然となりつつあります。ところが、シンプルでありながらあまりにも激ウマ化するチキンラーメンのアレンジレシピがまだこの世に存在していたことが判明したのです……!
チキンラーメンに卵を入れて作ると激ウマ化することが判明!!
そのレシピとはなんと、チキンラーメンに生卵を1個投入するというもの。特に難しい調理などは必要なく、生卵を1個割って入れればいいだけなのです。「えっ、チキンラーメンに生卵を入れるだなんて、頭がおかしくなっちゃったんじゃないの??」と思う方がほとんどだと思いますが、とりあえず騙されたと思って最後までご覧ください。
卵を入れるのに最適な溝が存在
まずはチキンラーメンを袋から開封し、どんぶりの中に入れます。この時点では通常の調理過程と何ら変わらないのですが、熱湯を注ぐ前にこちらをよく見てみてください。
写真だと少々わかりにくいかもしれませんが、チキンラーメンの片面には小さなくぼみがあるのです。熱湯を注いでからこのくぼみに生卵を入れてみると……
なんと、卵がすっぽりと収まってしまいました……!! なんという裏技でしょうか。まるでこのくぼみに生卵を落としてくれと言わんばかりのジャストサイズです。
このくぼみに生卵を落としたら、あとはどんぶりにフタをして麺がほぐれるのを待つだけ。
1分ほど経過すると……
いい感じに卵の白身が固まり始めてきました。なんだこれ……メチャクチャウマそうじゃないかい!!
とろけた黄身が奏でる美しいハーモニー
あとはプルンプルンの状態をキープした黄身をプチュッと割れば、鶏ガラスープにじわりじわりと卵黄のまろやかさが浸透。鶏肉と卵を使った親子丼が美味しいように、鶏ガラスープと卵の相性が悪いわけがありません。
あとは卵の黄身を麺にたっぷりと絡めて、一気にズズズッとすすれば口の中は一瞬でパラダイス。口内の隅まで優しい世界が広がっていきます。一体これはなんというウマさなんでしょう……。
今回のアレンジを実践してみて、チキンラーメンのアレンジにはまだまだ無限の可能性が存在することを身をもって知らされました。そしてこれまでに話題となったどんなチキンラーメンのアレンジレシピよりも、シンプルでありながらお互いの素材の長所が引き立ち合う、最高のアレンジレシピなのではないかと感じました。
今までチキンラーメンに卵を入れずに食べていたという方は、一度だけ騙されたと思って卵入りのチキンラーメンを食べてみてください。間違いなく衝撃を受けるはずですよ。