【動画あり】『Salon du reDESIGN Closet.net』でサイズ相違で着れない軍服を女性用のワンピースにリデザインしてみた!

  by 古川 智規  Tags :  

以前にホープインターナショナルワークスが運営する、次世代のお直し屋 「Salon du reDESIGN Closet.net(サロン・ドゥ・リデザインクローゼット・ドットネット)」というプロショップを取り上げた。そのショップが「そごう千葉店」にも出店し『PERSONAL ORDER by Salon du reDESIGN Closet.net』というショップ名で営業を開始した。

※参考記事
小さくなった着れない服をどうやって大きくする?『Salon du reDESIGN Closet.net』でリデザインする!
https://rensai.jp/252907 [リンク]

今回はその『PERSONAL ORDER by Salon du reDESIGN Closet.net』にやってきた。記者側で前回とは少しコンセプトをお店側に伝えて、やってくれるかどうかを検証してみた。

広い店内には工房やカフェが並び、リデザインする場合も、もちろんカフェだけでの利用も可能とのことであるので雰囲気を見に行くだけでも楽しい。

また軍服?

前回の記事でも述べたが、記者は決してミリタリーマニアでもコスプレイヤーでもない。軍用品は概して生地が強く縫製もしっかりしているケースが多いので、着れことができるのであれば中古品でもお買い得だという判断からである。
今回用意したのは、海外からの輸入で購入したために最初からサイズが合わず1回も着ていないドイツ軍の軍服だ。

これを「女性用にリデザインしてプレゼント」するあるいは、リサイクルするというコンセプトである。前回モデルを務めてくれたアシスタントの長坂さんにどうするのかは決めてもらい、そのまま差し上げるつもりだ。

もともと体がデカい記者に合わせて購入したはずだったので、一般的な女性がそのまま着用するとジャケットがダブルのコートのようになってしまう。これをそのままサイズダウンしてもよいのだが、彼女のいいように作り変えることができるのかが今回の検証である。

デザインの概要を彼女が言葉で伝え、それをイメージしたお店側がさらに言葉を付け足して膨らませていく。
そんなやり取りが終わると採寸に移り、あとは出来上がるまでのお楽しみだ。

では取材に行った日と、出来上がった日に取材した際の動画をご覧いただこう。

■『Salon du reDESIGN Closet.net』でサイズ相違で着れない軍服を女性用のワンピースにリデザインしてみた!
https://youtu.be/xzFSsC7Y7Zo

ワンピースとして着用

そして動画にもあった通り、出来上がったのが写真のこの服だ。デザインはミニのワンピースだが、元が軍服のためきっちりとしたイメージだ。また、最初から肩章はついていなかったが付ける部分は残っていたのでそれを利用してボタンを付けてさらにカッコよくデザインされている。

ワンピースとして着用してもらった。
落とした袖の生地を再利用して彼女の要求通り、ベルトとベルトループが出来上がっていた。

襟を少し大きくして、胸のポケットは外した。しかし内ポケットは詰めた前身頃の幅の分だけ加工して残してあった。

ウエスト部分は女性の体形に合わせて積極的にしぼり、下の部分は元の幅を生かしつつスカート様に広げた。広げた部分は自然なタックを作り自然な広がりを実現したのには驚いた。

一方、後ろから見ると肩と足が広くウエストがしぼってある鼓型のデザインになってて、後ろからもカッコよく見える。

季節は移ってしまったが、来夏にはプライベートで着ることができそうだ。

上着として着用

ワンピースとしてではなく上着やコートのように着用することも可能。
ベルトを後ろで結び、パンツを着用することでコートのように羽織ることも可能。もともと冬用の軍服だったので、生地は厚く裏地も付いているので可能な芸当だ。

開襟にしても後ろからの見栄えはさほど変わらないようだ。

ベルトを締めると上着として機能する。

普通の服でも別生地を付け足すテクニックを駆使!

スタッフの話によると、前回と同様に軍服は相当ぜい沢に生地を使用しており、通常の服ではあり得ないくらいに余分な生地が縫い込まれていたとのこと。縫製もしっかりしており、採算度外視の作りはさすがは軍服と感心しきりだった。

動画でお伝えした通り、すべての男性服がこうなるわけではないが、仮に生地が足らない場合でも別の生地を付け足して処理することは可能だそうで、既製品であればたいていのことはできるということだ。むしろこのような軍服の方が特注品で同じ生地や糸を用意することは不可能に近いという。その場合は、デザイン的におかしくならないようにまったく別の色の生地を使用して違う服に作り変える提案はできるそうだ。

今回の場合は外国の中古軍服を使用してリデザインしたので、世界に一着だけのワンピース兼コートが出来上がった。
このような無茶な注文にもしっかりと応えてくれるので、着ることができなくなった服でもあきらめずに相談することが第一歩になるだろう。

カップルや夫婦でペアの服を特注したり、男性の服を女性用にリメイクしたり、アイデアさえあればリサイクルを兼ねた新しいオシャレができそうだ。臆することなく相談してみてはいかがだろうか。きっと満足のいく提案をしてくれるだろう。

※写真および動画はすべて記者撮影・収録

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