『5時に夢中!』では語りつくせない刑務所の歩き方 府中刑務所編

  by 丸野裕行  Tags :  

どうもどうも、東京MX『5時に夢中!』に出演している特殊犯罪アナリストの丸野裕行です!
僕が受け持っているコーナーは、刑務所をテーマにしているのですが、もっともっと刑務所のことをいろんな人に知ってほしい!

そこで今回から、様々な特色を持つ刑務所について、いろいろと解説していきたいと思います!
今回取り上げるのは、日本最大の刑務所である“府中刑務所”です!

マンモス刑務所にはどんな犯罪者が収監されているのか?

東京都府中市にある府中刑務所は、男性受刑者を収容する日本最大の刑務所で、収容定員は2,100名弱、一時期の収容受刑者は3,000名以上にもなったという過剰収容のマンモス刑務所。累犯ばかりが集まる刑務所なので、イジメなどは少ないといいます。

B級(犯罪傾向が進んでいる者)、及びF級(外国人受刑者)をメインに収容。

その他、M級(精神障害受刑者)P級(身体上の疾患または障害のある受刑者)の収容にも対応しています。

非常に特殊な建物

府中刑務所というのは、非常に特殊な刑務所で、誠心寮という釈放前約2週間の受刑者がいる建物があり、 鉄格子ナシ、ドアの鍵ナシ、食堂で自由に会話できるそうです。

刑務所内に病棟まであるのですが、ほとんどが仮病。その奥には、感染予防をするために受刑者を隔離する結核病室があり、長期入院にも対応しているとのこと。

さらには、保護房という牢屋があり、騒いでどうしようもない受刑者を入れる場所まで……。叫び声とガンガン叩く音が響いているので、ここの担当になる刑務官は、精神的に参ってしまうとか……。

府中刑務所には工場が実に44ある

府中刑務所に収監されている受刑者の中には腕のいい職人もいる。メーカーから請け負って作っている家具や工芸品、革製品など多数製造されます。

そのうえ、外注での車の板金や車検まで行っています。すべての仕事の質が非常に高く、あなたも知らないうちに受刑者が作っている商品を購入していることもあるかもしれません。

海千山千の受刑者たちを収容

懲役刑を何度も受けた累犯が入る府中刑務所には、ヤクザだけが配属される“サムライ工場”が存在しています。
配属された若い看守などは、ヤクザ受刑者などにすぐに屈服させられて、便宜を図ったりしてしまうこともあるといいます。※看守が覚せい剤で逮捕されたこともある
ですから、非常に不祥事が起こりやす環境が整っています。

また、有名人も数多く服役(某広域暴力団6代目、田代まさし、元ドリカム、ホリエモンなど)していました。
面会に来る女性は他の刑務所に比べて非常に美人が多いそうなのですが、これはヤクザと有名人の収容率が高いためです。

多くの刑務所を渡り歩いた懲役太郎も嫌がる府中刑務官の厳しさ

ケツを蹴り上げられることが当たり前、角材で殴られたり、しつこく怒鳴られるのは序の口という噂です。あまりの厳しさに、広域暴力団のトップから「もうやめてやってくれ」と法務省の上層部にストップの嘆願があったといいます。

舎房で頭を洗ったり、タオルで体を拭いたりしているところを若い看守に咎められ、威嚇するとベテラン刑務官からフルボッコされたるといったことは、府中では当然といいます。

食事には非常に定評がある

しかし、厳しい刑務所と言っても、懲役太郎が多いので、炊事夫もベテランです。

1食150円程度だがボリュームのある食事で美味いと評判。年に数回、受刑者にアンケートを行ない、その嗜好傾向を尊重して給食委員会で献立を検討して決定しています。

特に懲役コッペパンカレーは美味、さらに府中刑務所に関しては、高級老舗和菓子やシュークリーム、エクレアなどが出るとのこと。

読書の自由度の高さ、慰問やイベントが頻繁に行われている

よく読まれている本は、週刊大衆や週刊実話、アサ芸。新聞は朝日新聞とスポ日。何と全国的に有名な広域暴力団の6代目は、獄中で『LEON』を読んでいたといいます。

木造の講堂には木造で椅子が並び、ここでは集会、歌手や刑務所アイドルの慰問コンサート、宗教家の説教などが行われます。
大物演歌歌手であるKやYなどがその筋に頼まれて慰問に来る豪華さ。美人歌手が慰問に来たときには、所内がハンパないほどイカ臭くなるそうで、刑務官も仕方がないと目をつぶっている様子。

テレビも観られますが、大声で笑うと減点対象になるので大騒ぎは禁物。大みそかの夜は『ゆく年くる年』が終わるまで起きていても構わないそうです。

ゲイの多さに驚く

累犯が多い府中では、アンコ(掘られ役のゲイ受刑者)が多く、同性愛者率も他の刑務所に比べて多いと言われます。それは、長期の受刑者生活でそのようにクセづいてしまったことが要因だそう。

オカマだらけの作業場も別にあり、彼女たち(※彼ら)の黄色い声が聞こえるといいます。いたるところで男同士がいちゃついている場面に遭遇しますので、目のやり場に困ります。

この刑務所では更生することはないと言われている?

自分の罪と向き合うということは稀で、いろいろな犯罪者が話をして仲良くなり、また犯罪に手を染めるケースも。塀の中で次の犯罪のことについて相談をしている受刑者もいるといいます。

府中刑務所は犯罪者の養成所のようになっている、という話もあるそうです。

いかがでしたか?
次回は、関東圏の初犯者のほとんどが収容される“栃木・黒羽刑務所”について解説していきたいと思います。

(C)写真AC
(C)国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『丸野裕行の裏ネタJournal』や『初めての不動産投資マガジン』などのポータルサイト編集長、文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンデージャポン』、テレビ朝日『EXD44』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、ABC『雨上がりのAさんの話』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビ・ラジオなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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