夏は夏痩せをする人も多いようですが、暑さに体が萎えてしまい食事をする気力もなくなるのではないでしょうか。ギラギラ太陽の日差しを浴びて、汗ダクで帰宅し『さぁ、食事!』と取り掛かるのは確かに面倒でもあります。
夏の定番そうめんは、ひやしそうめんヨシ、そうめんチャンプルもよし、にゅうめんと呼ばれる温かい出汁でうどん風に食べるのも良し、冷やし中華みたいに野菜や海草、錦糸卵などをふんだんに盛り付け好みのタレでいただくもよし、兎に角料理法がバラエティーに富んでいます。
何しろ乾麺でありながらもゆで時間が圧倒的に短いのです。夏にそうめんを中心にした献立にすると無駄な支出も抑えられますし、そうめんをどのように料理してやろうか!と素人料理人の意欲が湧いてきます。
そうめんを炒め物にする場合は、そうめんを茹で上げて、流水で冷やして、その後に一回分に分けた容器に入れて冷蔵庫で保冷することをお薦めです。そうめんチャンプルをざるで水を切ったままで、そのままフライパンに入れている調理方法を動画で見て『手間ひま省けてこれは便利!』と実践してみたのですが、ざるでそうめんの水を切りに切ったつもりでも、フライパンで野菜と混ぜ合わせると、どうも水っぽくなってしまったのです。大量をそうめんを茹で上げる必要はありませんが、数食分くらいは準備しておくと、炒めて良し、そば・うどん風にいただいても良しですので、とても便利です。
冷やしそうめんだけでは栄養のバランスに欠けるので、サラダやたんぱく質、くだものなども同時に摂った方がいいのですが、そうめんチャンプルにすると、野菜を一気に摂れるので体にいいそうめん料理になるのです。
野菜は冷蔵庫にあるもので、その時々で違いますが、朝食に作ったそうめんチャンプルのレシピをお知らせすると、使用した野菜は人参、セロリ、キャベツ、たまねぎ、ねぎ、それに最初に油を熱した時に、にんにく、しょうがも入れています。それに使える状態にしていた椎茸があったのでそれも使います。
・フライパンを熱してごま油をいれ、そこにスライスしたにんにく、しょうがを入れる
・細切りにした人参、たまねぎ、セロリ、キャベツ等、野菜の固い順に入れ椎茸も忘れず投入
・塩、胡椒、軽く醤油を入れて、少量のナンプラー、同じく少量のオイスターソースを入れる
・中華だしの素をふりかけたあとにそうめんを入れる
・そうめんが入れば醤油をかけて、固まったそうめんをほぐれやすくする
・仕上がりにゴマをふりかけ更なる食品をゲッツ!
もやしやピーマンもぴったりですし、筍もあれば美味しいです。細切り肉や、エビをいれても美味しいです。ラーメンに酢を入れるのが好きな方は、調理の際に酢を少量入れても更に美味しくなります。酢を使う場合は少量の砂糖をペアーで使うと味わい深いです。
この味付けはアメリカでなじみの中華料理のローメンと言う中華風焼きそばの味真似をしています。ちょっとタイ風でもあり、ベトナム風でもあり、そうめんチャンプルのエスニック調料理とでも申しましょうか……
夏だからそうめん、夏こそ、そうめん。野菜と共に召し上がれ!
画像: from frikcr YAHOO!