【動画あり】海外旅行に役立つアイテム ~韓国・釜山編~

  by 古川 智規  Tags :  

海外旅行にもっていく荷物は概して多くなる。しかし旅慣れた人ほど荷物は少ないともいう。
現地調達できるものは日本から持って行かないのが基本だろう。
しかし、人によってはこだわりのアイテムもあるはずで、そうそう軽くすることは難しい。
そこで記者が海外旅行に持っていくと便利だろうと思われるアイテムをセレクトして実際に海外に行ってみた第4弾。読者の皆様の旅行スタイルに合わせて参考にしていただきたい。

今回は韓国の釜山でレポートする。わざわざ釜山に来たのではなく、東京から福岡に行くのに釜山を経由したほうが航空運賃が安かったために立ち寄ったというわけだ。

まずは恒例の動画レポートから。
■海外旅行で(に限らずですが)便利なアイテム 釜山編
https://youtu.be/yDoy4piNHBU

mic バグッダ ヒップポケット L型ファスナーマルチウォレット

micブランドの財布は香港でも上海でも紹介したが、いずれも女性用として開発されたものだった。今回は男性用のお尻のポケットに入れる長財布だ。同時にIDケースも使ってみた。

基本的に何でも入れるものではない。札入れは1つだが、カードケースや長いポケットは付いているので海外旅行中に使用しない他の通貨を入れようと思えば入る。動画でも語っているが、コインケースの中にあるポケットは便利で、使用頻度の高いポイントカードや会員カードの類を入れておくと便利。
また、ボタンで留めることができるキーホルダーは海外旅行中には使わないが帰宅するとすぐに必要な家の鍵を保管しておくのに便利だ。普段はスペアキーを入れておくといいだろう。

IDケースは特に干渉防止用の加工をしているわけではないが、少なくも日本では互換性のない3枚のICカードを重ねで入れておいてもエラーが出ることはなかった。韓国では改札機の読み取り精度が低くエラーが出たので渡航先により試してみなければならないが、電子マネーが普及している国に渡航する際には日本からシームレスに使用できるので便利だろう。

『CHIGIRU』~〈蛍光カラー〉ポップ&フレッシュ~

ヤマト株式会社の付せん『CHIGIRU(チギル) 』は、任意の大きさに「ちぎって」使える便利グッズ。
5ミリメートルのミシン目が方眼状に入っているので好きな大きさまたは形で切って貼り付けることができるので、書いて貼る以外にも目印としても活用できる。
また、台紙にシート状の付せんが巻かれている形になっているので、メモ帳としても使用できる。記者はどちらかというとこちらの用途が多い。立ったままでも安定してペンを走らせることができるのでとっさのメモにも柔軟に対応することができて便利だ。
海外旅行の際は記者は航空券や宿泊施設の予約確認書類を整理する際に分類の目印として貼り付けておく他、筆談に使用したり備忘録として書いたものをスマホの裏に貼っておく等の利用をしている。

ニオレス(3⾜タイプ) ブラック、ホワイト

海外旅行では普段の生活以上に歩き回る距離が増えるのが普通。できるだけ多くの観光地を回りたいので当然だろう。
季節や地域にもよるが、歩く距離が長くなればなるほど靴の蒸れやにおいが気になるもの。
ニオレスは、靴の内側にシールを貼るだけで消臭するというもの。
驚くべきはその小ささ。1センチメートルほどのシールを足の甲側に貼るという不思議なシールだが、ヒノキ等から抽出した天然成分で作られている。しかしシールそのもののにおいをかいでも無臭で実に不思議だ。韓国程度であればフライト時間も短いが、長距離国際線の場合は機内でも周りを気にせず靴を脱いでリラックスできるので活用の幅が広がるだろう。

Mobile Peace

日本でも海外でも使えるモバイルルーターで、あらかじめ渡航先を設定する必要がなく試用日現在92か国で使用可能。
日本でも使えるということは家を出てから帰国して自宅に着くまで使用できるので、日本でモバイルルーターを契約している人でも持っていく必要がない。つまり荷物が減るという意味である。
1か国であれば、グループ旅行で特にお勧めしたい。5台同時接続できるので一人が契約してグループでシェアすると一人当たりの料金は劇的に安くなる。
また、数か国を旅行する場合は本領発揮となる。例えば香港、マカオ、深センと3地域を旅行する場合はそれぞれ携帯電話会社が異なるが、このルーターは1台で済む。特に何もしなくても自動的にキャリアを選択して動作してくれる。
さらにこのルーターそのものがモバイルバッテリーとして動作するので、緊急時にはスマホを充電することができる。小型のモバイルバッテリーもサービスで貸し出してくれるが、記者は一度も使用することなくLTE通信を楽しむことができた。
ちなみに、数台のデバイスを接続したまま連続通信を行っておおむね20時間はバッテリーが持ったので、旅行シーンではほぼ1日使用可能だろう。

「ボトコラックス ブラック ハンド&ボディクリーム」

ボトコラックス ブラックは、香水メーカーが開発した主に中高年男性用の全身で使用可能なクリームだ。
クリームとはいえ、ジェル状になっておりべたつきは一切ない。浸透感がよく、さらっとした使い心地は男性用ならでは。
香りは香水系のものだが、決して強くはなく柔らかい香りで日本人にも使いやすい。もちろん日本製。
機内の乾燥対策や、屋外活動後のクールダウンにも使えた。とにかくさっぱりする使い心地なのでエイジングケアにかかわらず幅広い年齢層で使うことだできるだろう。

『THREE DEFENSE』

トータル・ワークアウトプレミアムマネジメント株式会社の『THREE DEFENSE(スリーディフェンス)』は、ダイエットサポートのサプリメントで、脂質や糖質の吸収を抑えるもの。普段使いのものではあるが特に海外旅行でおいしい珍しい料理はその場で食べなければもう食べられないとの心理で、ついつい財布のひもも胃袋もゆるくなりがち。
そんな時にダイエットをしていたら精神衛生上よくないのは経験者ならわかるはず。食べても吸収を抑えることでダイエットへの影響を少なくできるだろう。味はさわやかな酸味があり、粉末のままでも水等に溶かして飲むこともできる。

極旨玉ねぎスープ・完熟フルーツトマトスープ

ナックの「極旨玉ねぎスープ」と「完熟フルーツトマトスープ」は、日本食が恋しくなった時にお勧めのスープ。現在では世界中どこでも日本食を食べることは可能だが、ホテルの部屋で夜のひと時をほっとさせるためのアイテムとしては、あまりにも手軽で持ってきてよかったと思える逸品。

玉ねぎといえば兵庫県淡路島産。完璧に煮込んだ甘みが際立つ癒しのスープといっても過言ではないだろう。

フルーツトマトといえば高知県。その糖度を生かしたスープは酸味よりも甘みのほうが勝る。色が美しいので、ホテルからの夜景をバックに写真を撮ればそれだけでフォトジェニックだ。

特に韓国でというわけでもないし、万人にというわけでもないが、それぞれの旅のスタイルやし好に合わせて普段の生活から使えるものをセレクトしたので参考にしていただきたい。

※写真および動画はすべて記者撮影・収録

乗り物大好き。好奇心旺盛。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、上も下も右も左もそれぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

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