中国女性の強烈な割り込みから察する中国の尖閣諸島への強硬手段

  by あおぞら  Tags :  

友人の誕生日を祝いに隣の州のニュージャージーにPathトレインと言う電車ででかけた。ニューヨーク発、最終地はニュージャージー州のペンステーションと言う大きな駅で、この駅はニュージャージー州の大きな交通手段のNJトランジットと言う電車が通り、全米を網羅する鉄道アムトラックも乗り入れている。差し詰めニュージャージー州の東京駅と言えるのではないだろうか。

 

友人宅へはPathトレインとペンステーションからNJトランジットバスに乗り換え、マンハッタンとは全く違う大きな夏の青空が広がるバスの窓から、のどかなニュージャージーの風景を眺めていた。

 

アメリカ人には東洋の顔立ちは中国人に見えるみたいで、初対面の友人のご家族と話しをしている時、私のことを中国人と勘違いした。そこで私は「これに関しては繊細なトピックでしてね、私は日本人で中国人に間違えられることを好ましく思っていないんですよ」と含んだ笑顔で話した後に「隣国って敵対しあいますでしょ、イギリスとフランスとか、或いはスウェーデン人とフィンランド人なんて私は区別がつきませんけど、間違えるとなんだか厄介らしいですよ」と更に説明を付け加えた。

 

友人のご家族は大家族で、別の兄弟が私に「日本人は唐辛子をよく食べるんですよね、よくあんな辛いものを食べられますね」と言うので「もしかしたら韓国と間違えていません?キムチでしょ?それは日本ではなくて韓国なんですよ」とこれまた訂正をしなくてはいけなくて、アメリカからすれば遠く離れたアジアは中国も韓国も日本も全て一緒くたのような印象を受け『ああ、そんなもんか….』とこの家庭での認識はこの程度と受け止めていた。

 

さて、中国人に間違えられた私は中国人と日本人の大きな違いを知らせたくて、アメリカで中国女性がよく割り込みをする話をした。これは本当に驚くなかれでチャイナタウンのスーパーではレジの列の横に、意味もなく笑いながら近づいてくる小柄の中年女性がいた。こともあろうかようやく私の番が来た時にいきなり横入りしてきて、それを根性で阻止した話しをした。それが思いのほか受けに受けた。

 

そんなこんなで夕刻、友人宅を後にして帰路につく。来た道と逆のコースでニューヨークに帰るわけだが、ニューアークのペンステーションでPathトレインを待っている時、始発駅のペンステーションで随分待たされた。暫くして電車がホームに近づいて黄色のラインにいた私の目の前に電車は止まったが、すぐにはドアが開かず待ち続けるプラットホームの人たちがイライラしている様子がわかる。

 

待たされる数十秒の時間が長く感じた。そしてドアが開く前触れの音がすると私の斜め後ろに張り付くようにいた小柄の中国女性が、カットインする隙間もないのに私の前に割り込もうとした。狭すぎて人など割り込めないので当然私の腕に中国女性の体が触れてカットインなど出来るはずはない。

 

友人宅にて中国女性の割り込みの話をしていた私は、腹立たしいのではあるがタイミングが良すぎて内心笑ってしまった。

 

チャイナタウンでは十八番の割り込みを中国女性達はチャイナタウン以外でも平気で”なさる”根性がおありになる。そしてその突飛で攻撃的な悪態から『日本も相当しっかりしないと尖閣諸島は守れないな…..』と尖閣諸島を自国の領土と言い張る中国の姿勢とふと重なった。

 

日本に住んでいればわからないことが、アメリカに住むことにより見えてくることがある。例えば竹島の領土問題にしても韓国はニューヨークタイムスの一面を使って『独島(竹島)は韓国固有の領土』と言う強い広告を打って出たことがあった。今年の春には趣を変えて同紙に観光目的を匂わせて『韓国の独島(竹島)は東海(日本海)にある美しい島です』を掲載した。

 

それに対し今回特に日本領事館が強く抗議したために今後このような広告を掲載しない方針をニューヨークタイムスは明らかにしたそうだが、アメリカに住んでみてわかることは日本はあまりにもおとなしくて自己主張をしなさすぎると思う。アメリカに暮らす中国人や韓国人はとても強い。これは決していい意味ではなくてごり押しが強いと言った感じである。特に中国人のなりふり構わぬ姿は見ていて気恥ずかしさを通り越して、怖さすら感じるほどだ。

 

割り込みする中国女性にはキチンと阻止する私である。これは譲れない。アメリカは嬉しいことに何か揉め事が起きても周りの人が正しい方の応援をしてくれることが多いのである。しかし、もし、ギャラリーがいなくても譲れない。できればエレガントな所作を心得たいのであるが、それは時と場合による。相手がそうくるなら、こっちもそうするのである。

 

ニュージャージー州のペンステーションと言う大きな駅のプラットホームで中国人と日本人の小競り合いで、攻め込んできた中国人を阻止できた日本人の私は、なぜか『いい仕事をした…』と安堵の気持ちで電車内の席に座り、斜め前に腰掛けた態度の悪い小柄中国女性が眼中にないように、背筋を伸ばし足を閉じ穏やかな表情で窓の外を眺めていた。直視しなくとも視界に入る小柄な中国女性の背中が曲がり行儀悪く足を広げた姿の心中を察しながら…..

 

 

画像: from flickr YAHOO!

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