かつお節、パスタ、チョコレートなど変わった素材で包丁を作る動画が世界レベルでウケている日本人YouTuberの“圧倒的不審者の極み!”さん。
今回もかなり変わった素材で包丁を作ってしまい、世界中を騒がせております。5月20日に動画を公開してから数日しか経っておりませんが、記事執筆時点で再生回数が270万回を突破するなど、話題になっているのが“ゼリー包丁”です。かつお節とかパスタは元々硬いので、なんとなく包丁になりそうな気がしますが、まさかのゼリーですよ。あのプルンプルンして美味しいゼリーが包丁になるとは、にわかには信じ難いものがあります。
ゼリーは包丁になりますか? (YouTube)
https://youtu.be/Oadf4KNYz-I
早速、動画で製作過程を見ていくことにしましょう。
まずは、フライパンにミニカップゼリーを入れたら火にかけ、熱で溶かしていきます。
着色料で青く色づけします。
お湯を沸かし、粉末ゼラチンをお湯で溶かしていきます。
フライパンのミニカップゼリーを溶かして青くなった液体と、お湯で溶かしたゼラチンを混ぜ合わせます。
3時間煮込みます。
粘度がでてきた液体をバットに移し、冷蔵庫で冷やします。
包丁の型を描いたビニールシートの上に、冷蔵庫で冷やして固まったゼリーをのせ、型取りしていきます。
100均で売っていそうな網で固定し、空気清浄機で乾燥させます。
1日乾燥させると……カッチカチやぞ。
ダイヤモンド砥石で砥ぐべし。
砥石を変えてさらに研ぐべし。
もひとつ砥石を変えてなおさら研ぐべし。
まだまだ砥石を変えてこれでもかと研ぐべし。
どんどん砥石を変えて嫌になるくらい研ぐべし。
刃先が鋭くなった!
どうですか、奥さん、この切れ味! 薄い紙だってこんなにスイスイ切れてしまいます。すっげーな、ゼリーがちゃんとした包丁になっちゃった。
キュウリの輪切りだってできてしまうのですが、その抜群の切れ味は動画でご覧ください。
最後は“ゼリー包丁”を溶かして、元のカップゼリーにリサイクル。なんともエコな包丁です。
ということで、時間と手間はかかりますが、ゼリーは見事なまでにスパスパと切れる包丁へと変身するのでした。
※画像:『YouTube』より引用
https://www.youtube.com/watch?v=Oadf4KNYz-I