日清食品のカップうどん『どん兵衛』シリーズの中でも根強い人気を誇るのが『どん兵衛肉うどん』。通常の『どん兵衛』よりも甘味が強調されたつゆと、インスタントとは思えないほどジューシーな牛肉が相性抜群なのです。
『どん兵衛肉うどん』の牛肉で牛丼を作ってみたい
そんなに美味しい牛肉をうどんにしか使わないのはもったいない! ということで、『どん兵衛肉うどん』の牛肉を使って牛丼を作ってみることにしました。
牛肉の量が意外と少ない問題
ところが、『どん兵衛肉うどん』を1個開封してかやくを取り出してみると、ここでいきなり問題が勃発してしまいます。
こちらが『どん兵衛肉うどん』に封入されているかやくのパックなのですが……
ネギやわかめの比率が高く、牛肉があまり入っていないのです。ここから牛肉だけを取り出してみると……
あらららら……なんとも寂しい感じになってしまいました。これでは一口サイズの牛丼しか作れません。仕方がないのでさらに『どん兵衛肉うどん』を買い足します。
そして8個分の『どん兵衛肉うどん』のかやくを開封し、チマチマと牛肉だけを取り出す作業を続けること30分……
なんとか約50グラムの牛肉を確保することができました……! 熱湯を注げばここから増えるはずですが、1個に牛肉6グラム程度しか入っていなかったのですね。
ただ考えようによっては、たったの6グラムでも存在感を発揮できる牛肉なのですから、これを50グラムも寄せ集めたらやっぱりウマいに決まってる……!!
『どん兵衛肉うどん』の牛丼「どん丼」の完成!
用意した約50グラムの牛肉に粉末スープを1袋かけ、熱湯を入れて待機すること5分……
ついに大量の牛肉が完成しました……!
ドォォォォーーーンッ!! 乾燥していた牛肉が水分を吸収してボリュームアップ! 一気に迫力が増しましたね!
これをホカホカご飯の上に盛り付けたら……
できたっ……!! 『どん兵衛肉うどん』の牛肉で作る牛丼の完成です!
せっかくなのでこのメニューに名前をつけましょう。“どん兵衛肉うどんの牛丼”を略して「どん丼」でいかがでしょうか!
期待にバッチリ応えるウマさ! 「どん丼」マジで激ウマ!!
盛り付けられた牛肉を見ると、全体的には細かくなってしまった肉片が多いのですが、大きめの牛肉もたくさん入っているのでバッチリ牛丼感があります。その部分だけ見れば牛丼屋の牛丼とほとんど違いがありません。
箸で牛肉とご飯をとり、そのまま口に運ぶと……ウマァァァーーーーーイッ!!
『どん兵衛肉うどん』をそのまま食べるよりも牛肉が密集しているので食感が一層フワフワになり、ホカホカのご飯を優しく包み込んでいます。しかも牛肉の旨味もバッチリ感じられるうえ、つゆの甘味とご飯の味も完璧にマッチ! インスタント感は一切なし。文句なしで激ウマ! こいつは完璧な牛丼だ……!!
甘味の強さが気になる人は、七味唐辛子などを振りかけてもいいでしょう。味が締まっていい感じになります。
もし家で牛丼が食べたくて仕方なくなったけど、冷蔵庫に牛肉がなく、だけど『どん兵衛肉うどん』なら8個ある、という状況のときにはぜひ「どん丼」を試してみてください。おすすめですよ!
ただし、「どん丼」を作ると肉なしの『どん兵衛肉うどん』が8個も誕生してしまうことが唯一のネック。牛肉がなくてもわかめとネギの風味でしっかり美味しく食べられるので、湿気らないようにラップなどで密封し、なるべく早めに食べるようにしましょう。