元アイカツスターズ!・天音みほ、元スパガ・八坂沙織が舞台『ダンスラインTOKYO』W主演で出演 天音「先輩ならではのたくましさが感じられました」

5月9日、東京・六行会ホールにて、演劇企画カンパニーのアリスインプロジェクト主催『ダンスラインTOKYO』公開ゲネプロが開催された。出演者は、元アイカツスターズ!の天音みほ、元SUPER☆GiRLSの八坂沙織など、総勢35名の女の子たちが繰り広げる。2010年の旗揚げから多くのガールズ演劇を作り上げてきたアリスインプロジェクトが、青春群像劇に挑戦。今回は、主演の天音みほと八坂沙織の二人を中心に、ゲネプロ模様を紹介する。

序盤からストーリーの読めない意味深な展開劇

幕が上がると同時に、劇場の照明が落とされ、辛辣なBGMと舞台を照らすブルーライトが客席に座る観客たちを物語へと誘う。出演キャストたちがモノローグを自ら語り、見る者に問いかけの言葉を紡いだ。本作は、北野美環が祖母の北野苺の幽霊に“心残り”を探すように頼まれることから始まる。

苺は美環の双子の姉・北野凛胡と一緒に自分の“心残り”を探すように話すが、美環は凛胡から嫌われていると思い込んで断ろうとした。その頃、凛胡は何やら思いつめたような様子で学校に通っている。そんな姉の姿を見て、美環は明るく声を掛けるが、上手く言葉が届いていない雰囲気だった。

初共演の天音と八坂が演じる姉妹の性格

北野美環は、元気で明るく周りの生徒を明るくさせたり、楽しい空気感を生み出すムードメーカーな存在。姉の凛胡を尊敬し、積極的なアプローチを通して、姉との仲を良好にしようと懸命に頑張る。

対して、姉の凛胡は消極的で、自分の気持ちを伝えることが苦手な性格。自分とは違う妹の美環の社交性に憧れを感じつつも、嫉妬心も抱いていた。そんな自分を変えようと少しずつ行動を起こしていく。

天音みほ・八坂沙織の主演二人が明かした舞台裏と心境

真逆の性格で本作の主演を務める天音みほと八坂沙織。ゲネプロ終了後に、本番に向けての稽古場の状況や座組メンバーとのやり取りについてインタビューを行った。

ーー天音さんは初主演で、さらに座組メンバーは同年代の方が多かったとお聞きしましたが、ご自身の中で稽古場での印象はいかがでしたか?

天音みほ(以下、天音):まず驚いたのが、座組メンバーのみんなが仲良しだったことです! 美環ちゃんの性格とは正反対に、私は人見知りな性格で、打ち解けられるか不安だったんです。でも、気付いたら自然とメンバーと仲良くなれて、素敵な座組と出会えたと思って嬉しくなりました!

ーー同じ主演の八坂さんとは作品上では姉妹でしたけれど、実際の年齢でもお姉さんに感じる部分はありましたか?

天音:稽古のときからリードしていただけたところです! 作品では、私が演じる美環ちゃんが引っ張っていくんですけれど、普段は演技経験の少ない私を安心させてくれる存在でした。

八坂沙織(以下、八坂):いやいや、そんなことはないよ(笑)。

ーー今回、八坂さんは座組で最年長(シングルキャストのみ)でしたが、メンバーは妹のように見えましたか?

八坂:今回、私は他の役に寄り添う役どころだったので、なるべく他人との接点を減らしていました。なので、私はあんまり座組メンバーについて語れることがないんです。逆に私のことをメンバーがどう感じていたのが気になります。

ーー天音さん、八坂さんのことをどのように感じましたか? お姉さん、それとも先輩とか?

天音:……両方、はダメでしょうか(笑)。八坂さんの演技を見ると思わず見惚れてしまうほどで、先輩ならではのたくましさが感じられました。でも、稽古で一緒に役を演じるときに、私に対してアドバイスをしていただけるときの姿はお姉さんだと思っています。

ーーいろいろな場面で見せる表情があるわけですね。

天音:甘えたくなるときがあります!

八坂:可愛い(笑)。

ーー新たな絆が生まれそうですね! 最後に、千秋楽に向けてお二人が力を合わせて築いていきたい座組の理想像などあれば教えてください。

八坂:今回、ラインダンスを通してみんなの気持ちを一つにしよう! という内容なので、同じように一致団結した座組を目指します。

天音:ラインダンスのように、私たちの心も一つになってほしいです!

※写真はすべて記者撮影

【公演名】
ダンスラインTOKYO[リンク

【スケジュール】
2018年5月9日(水)~13日(日)全8公演

09日・水=19:00(光)
10日・木=19:00(風)
11日・金=14:00(光)・19:00(風)
12日・土=13:00(風)・18:00(光)
13日・日=12:00(光)・17:00(風)

【劇場】
六行会ホール[リンク

【ストーリー】
いつも元気な北野みかんはある日祖母北野いちごの幽霊に「心残り」を探すようお願いされる。
その頃みかんの双子の姉北野りんごは、生徒会長若葉香織の横暴による、ダンス部の危機に直面していた。
演劇部の元部長百合園絵里、アメリカに留学していた元ダンス部の長沼亜里沙たちを巻き込んで、目指すはラスベガス?!
果たしていちごの願い通り、みかんはりんごと力を合わせて心残りを見つけることができるのだろうか?
やがて、バラバラだったダンスは、ひとつのラインへと収束していく……

【キャスト】
[シングル]
天音みほ / 八坂沙織
橘はるか / 針谷早織 / 一村すみれ / 寺田真珠 / 小珠ひかる / 佐藤ゆうき /
岩淵桃音 / 渡辺菜友 / 須山朱里 / 坂本澪香 / 櫻井花子
[ダブル光組]
舞原鈴/野田怜奈/神田緋那/宮葉ちひろ/鳥井響/本田宇蘭/小島一華/小村優香/岩﨑千明/林田鈴菜/二宮さくら
[ダブル星組]
真野未華/酢谷有紀子/森山小百合/浅見結菜/今泉玲奈/鈴木あかり/池澤汐音/黒木美紗子/みなみりんか/白川叶空/小林マイカ

ニュース記者。文筆コーディネーター。主に舞台・ミュージカルのゲネプロ公演の特集をしています。

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