「エンターテイメントレストラン」や「コンセプトレストラン」、「テーマレストラン」と呼ばれる”体験型”レストランをご存知ですか?
都心部を中心に注目を集める体験型レストランは、その名のとおり普通のレストランではできない”体験”ができるレストランです。
店内の装飾はもちろん、お店の世界観にあわせたユニークな食べ物やちょっと変わった店員さんの対応も、こういった体験型レストランならではの魅力のひとつ。小学校の教室を模したお店や『不思議の国のアリス』の世界観を楽しめるお店など、様々な体験型レストランが登場しました。
合コンや女子会などでこういった体験型レストランを利用したことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな体験型レストランの先駆けでもある、監獄をモチーフにした「監獄レストラン ザ・ロックアップ」で開催された試食会の様子をお伝えします!
ザ・ロックアップってどんなお店?
Twitterでお店の名前を聞いたことがあったので、ウキウキしながら試食会に赴いたのですが……入口からかなり不気味な空気がただよっています。(この時点で正直すでに帰りたかったです。)
案内されて店内に入ってみるも、予想の3割増しくらいで怖かったです。「ホラーゲームの中に入ったらこんな感じだろうな」と思わせる生ぬるい空気が印象的でした。
案内されたのはこちらの部屋。広々していましたが、ゆったりくつろげるかどうかは個人差がありそうな空間でした。
ちなみに個室はこんな感じです。檻の中で食事を楽しめ(?)ます。
新宿店は客席が2フロアあり、かなり広い印象を受けました。
客室、通路はもちろん、お手洗いや何気ない壁にも様々な工夫がされていて、どこにいても囚人気分を味わえます。
階段を下りるのをこんなに躊躇したのは久しぶりでした。
「監獄」がテーマのレストラン「ザ・ロックアップ」は全国で6店舗展開。手を模した肉料理、真っ黒い唐揚げ、ビーカーや注射器で提供されるカクテルや目玉のゼリー等、出されるメニューは思わず写真を撮りたくなる存在感でSNSでも拡散されています。エントランスの仕掛け、手錠を掛けるポリスの演出、鉄格子の監獄個室や食事中もお構いなしでモンスターが暴れまわるショータイムも他に類を見ない唯一無二のエンターテイメントレストランに若者と外国人がハマるゆえん。食事の時間までもがアミューズメント感覚で楽しめる遊べるレストランは記念日にもぴったりです。
監獄レストラン ザ・ロックアップ http://www.lock-up.jp/
新メニューのコンセプトは「監獄×病棟」!
■オリジナル料理9(きゅう)品&ドリンク9(きゅう)種=99
病棟をイメージした空間で味わえるのは、オペスタイルの肉料理や、注射器のささったドリンクなど、インスタ映えも抜群の9品の料理&9種のドリンクです。
本題の新メニューはこちら! 店内の雰囲気にも負けないインパクトのある見た目です。味の予想がつかないまま恐る恐る食べてみると、普通においしくて驚きました。
試食会でいただいたメニューをいくつか紹介します。
■B・J(ビーフJYU JYUオペスタイル)
メインの肉料理です。医療ドラマでしか見たことがない銀の器にのって出てきました。
見た目はシュールで、なんとなく複雑な気持ちになりますが、絶妙な焼き加減がクセになるおいしさです。
■ブルー・コード・アヒージョ
皿の上でブルーコードがきれいに燃えていました。思わず写真を撮りたくなる演出です。隣でコードが燃えていることを除けば、いたって普通においしいアヒージョでした。強めの味付けが食欲をそそります。
■ドリンク
9種類あるドリンクは、どれも遊び心たっぷりです。注射器やカプセルなど、「病棟」ならではのアイテムは撮りがいがありますよ。
おいしすぎて写真を撮り忘れましたが、「カラフル・ナース」というナスのミートグラタンが個人的には一番おいしかったです。カラフルすぎるチーズにドキッとしますが、勇気を出して食べてみてください!
【「99監獄病棟」概要】♰–♰–♰–♰–♰–♰–♰–♰–♰–♰–♰–♰
■コース :「監獄パンデミックコース」 料理9品
■コース価格:3,500円 (税別)
■ドリンク :9種(アルコールドリンク4種(各550円)、ノンアルコールドリンク5種(各450円))※ドリンクはコースに含みません
■販売店舗 :監獄レストラン ザ・ロックアップ 全国各店舗(天神、札幌は除く)
■販売期間 :3月1日(木)~5月6日(日)
■URL : http://www.lock-up.jp/special/99-prison-ward/
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普段はポリス姿の店員さんですが、「99監獄病棟」開催中はナース姿で案内してくださるそうです。お店はホラー感たっぷりで肝が冷えましたが、ナースさんはとても可愛かったですよ。
この春は、ザ・ロックアップでちょっと変わった”ドキドキ”を楽しんでみませんか?