記事タイトルでネタバレしていますが、こちらの生命感あふれんばかりの猿達が何で出来ているか、一目見ただけでわかりますか?
https://www.instagram.com/p/BeHhp6Yn3fZ/
そうです。新聞紙なんです。
これは静岡在住のアーティスト、一ツ山チエ氏(以下、同氏)の作品です。同氏の作品は、新聞紙で作った“リアル感満載の動物”というのが特徴です。
https://www.instagram.com/p/BMgK8ulBT_m/
サイ。
https://www.instagram.com/p/BeHhtyAH-oC/
トカゲ。
https://www.instagram.com/p/BYWJq8JFFZd/
ゴリラ。
まるで命を吹き込まれたかのような同氏の作品は、国内のみならず海外からも高い評価を受けており、アメリカの博物館でも何回か展示されています。
Chie Hitotsuyama Paper Trails Short(YouTube)
https://youtu.be/1GhJn8apfgI
米フロリダ州マイアミのAvant Galleryで行われた展示会のPR動画。作品がズームで撮影されているので、作品の質感がよりリアルに感じられます。
The Animal Sculptures Giving New Life to Recycled Paper(YouTube)
https://youtu.be/iXLbPmW5KSs
動画メディア『Great Big Story』が最近公開した同氏へのインタビュー。創作活動の現場を垣間見ることができます。「なんでこの形をしているんだろうと思ったものとかに愛しさを感じます」とか、動物愛が満ちあふれているコメントですね。作品の創作過程ですが、新聞紙をねじってから何層にも重ねていくことで形を作っているそうです。サイズの大きい作品だと完成まで1~3か月かかるとのこと。新聞紙の動物アートを始めたきっかけは、アフリカで密猟者にツノを奪われ弱ったサイに出会ったことなんだそうです。
同氏の作品や展示会の最新情報は以下の公式サイトで確認できます。
一ツ山スタジオ
http://hitotsuyamastudio.com/#top
※画像:
http://hitotsuyamastudio.com/