昭和の偉人、また一人堕つ

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昭和の匂いがする偉人がまた一人堕ちた

西部 邁(にしべ すすむ、1939年(昭和14年)3月15日。2018年(平成30年)1月21日は日本の保守派の評論家、元経済学者、雑誌『表現者』顧問、元東京大学教養学部教授。(wikiより引用)

18歳まで彼は重度の吃音(どもり)のため何も喋らずにに生きていたという。世間の18歳を見て欲しい。のべつまくなしに、壊れた機械のように同年代の者たちと話し続ける。我々から見るとくだらない、どうでもいい、掃いて棄てるような内容だと思われるが彼らとしては大事な情報交換なんだろう。そんな時期に彼はずっと沈黙を守っていた。

若い時分、朝まで生テレビを眠れない夜に始めてみた。何のテーマだったか覚えていない。何度も有線電話から番組番号に架電し自分の意見が採用されるととても嬉しかったのを覚えている。そしてこの放送の時に西部邁を知った。

人柄がわかる朴訥というのか反芻したような語り口は何とも説得力があり私は好きであった。彼が一貫して主張してきた主義主張が

何でもかんでも新しいものに飛びつく日本人の卑しさと馬鹿馬鹿しさ、伝統を軽んじ拝金主義に傾倒する壊れた日本人、米国的な価値観、文化を有難がり対米隷属を止めない政治と国民

若いときはバリバリの左翼で東大に入学後、被差別部落で子供たちに勉学を教える

共産主義者同盟(ブント)全学連の二足の草鞋を履き60年安保闘争に参加する。

61年3月、突然左翼と訣別する。浅間山荘事件を見て如何に自分が間違っていたか深い内省をするようになる。その後東大の大学院に進み横浜国大の助教授、東大の助教授を歴任、東大を辞職後は鈴鹿国際大学の客員教授、秀明大学教授・学頭まで登り詰め方々で主義主張を発信する。西部は好き嫌いを語っているがその中で好きな人種を

  1. イタリア人
  2. イギリス人
  3. といいたい所だが日本人

嫌いな人種を

  1. アメリカ人
  2. 韓国人
  3. といいたい所だが日本人
  4. と述べている。

    嫌いだが好き。この歪んだ国を言論で変える…だがちっともこの国は変らない。絶望を抱えたまま多摩川に入水し自決する。

    享年78歳。心からご冥福を祈る。

裏情報、ブラック企業などの知らなくても良い知識なら誰にも負けないと思います。

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