【栗生みな、相笠萌コメント有り】舞台『雷ケ丘に雪が降る~The Five God Chronicle・雷神編~』稽古場取材レポ―女性キャストのポイントをチェック―

オッドエンタテインメント主催・舞台『雷ケ丘に雪が降る~The Five God Chronicle・雷神編~』が、12月20日(水)~24日(日)東京・俳優座劇場にて公演する。ASSH15周年記念・第三弾として開催される舞台に、主演の石渡真修をはじめ、中尾拳也山沖勇輝坂本康太小栗諒鵜飼主水など、注目の男性役者が出演予定。また、ヒロインを担当する栗生みな、元AKB48の相笠萌、元SUPER☆GiRLS初代リーダー・八坂沙織、アイドルカレッジメンバー・南千紗登ら女性キャストも豪華な顔ぶれになっている。

オッドエンタテインメントの舞台といえば、プロジェクションマッピングの演出や臨場感のあるアクションシーンが注目の的。今回はASSH15周年記念・第三弾の公演ということもあり、より注目が集まっている。そこで、本舞台の稽古場の様子と栗生みな、相笠萌のコメントを併せて紹介したい。

稽古場で切磋琢磨するキャスト同士の演技と殺陣指導の様子を公開

殺陣指導の鵜飼主水を中心に、男性キャストたちの迫力ある殺陣付けが稽古場で繰り広げられた。細かくアクションシーンが1つずつ形成されていき、キャストたちの本気度合いが見て取れる。

男性キャストに負けない女性キャストたちの演技とダンス

本舞台の見どころなるのは、男性キャストたちの力強いセリフやアクションシーンの数々……、と思っている人もいるかもしれない。しかし、もう1つ注目してほしいのが、女性キャストたちの活躍ぶりだ。

作中でのキャストたちそれぞれの演技だけでなく、遊女として舞うダンスの妖艶さ。ダンス指導の松本稽古も、女性の魅力を引き出すための指導を行った。遊女としてのポジションや役者としての立ち居振る舞い。何より、演劇役者として”見せる”要素を兼ね備えた部分に注力し、形作られていくところが印象的だった。

さらに、栗生みなが演じるヒロイン・初花(はつはな)は盲目の少女というひと際難しい役どころだが、本番前の稽古時点で違和感なく演じ切った。そして、目の見えない初花をお世話する安曇(あずみ)役の相笠萌は、6回目の舞台出演とは思えない感情のこもった演技で期待感を高める。

初花役の栗生みなと安曇役の相笠萌は初の舞台共演とのことだったが、初めてとは思えない二人の演技が稽古場で繰り広げられた。お互いが支え合って、相手の演技に寄り添うように、二人の気持ちが繋がっていく光景が展開される。

栗生みな、相笠萌が語るお互いが好きな気持ち

本番が近づくにつれて温度感が高まりつつある舞台『雷ヶ丘に雪が降る』。今回は女性キャストを代表して、ヒロイン・初花役の栗生みな、安曇役の相笠萌の2人にインタビューを行った。

――まずはここまでの稽古の感想をお聞かせください。

栗生みな(以下、栗生):稽古前に台本を読ませていただいたときから素敵な物語だと感じていましたが、実際に稽古が始まってより立体的になっていくのが楽しいです! 本番までの日数も少なくなってきましたが、もっとお芝居を詰められるようにしていきたいと思っています。

相笠萌(以下、相笠):私は本格的な時代劇の舞台に出演するのは初めてなので、どうやって演技するかを考えていました。この作品は今回で3回目の公演になるのですが、同じ作品でも見ている人に驚きを感じていただけるような舞台にできるようにしたいです!

――栗生さんと相笠さんの役は一緒に寄り添うシーンが多いと思いますが、稽古を通してお互いの良さを感じることはありますか?

栗生:萌ちゃんって、アイドル経歴のある方だったのでどんなお芝居をするんだろう? って、思っていたんです。実際に一緒に稽古をしてみるとセリフの掛け合いとかもやりやすくて、かなり支えられています!

相笠:栗生さんにそう言っていただけるとすごく嬉しいです!

栗生:私が目の見えない女の子の役なので、お芝居の面でも支えてもらっています。なので、劇場に足を運ぶ皆さんには、私たちがどんな風に寄り添っているのかを感じ取っていただけると嬉しいです。

相笠:ホントに嬉しいです! 私は1月からお芝居を始めたので、まだまだ自分の演技に自信がありませんでした。でも、栗生さんに「すごく演技がしやすいよ!」って、帰り道に言っていただけたことがあるんです。

――2人の仲睦まじい様子が伺えます。

相笠:今回の舞台では、ほとんどの共演者の皆さんと別の舞台現場で出演したことがなかったので、1人でいることが多かったんです。でも、最初に話しかけてくださったのが栗生さんだったので、仲良くなれて良かったです!

栗生:萌ちゃん、いつもリードしてくれるんですよ! 個別練習にも付き合ってくれて、私を助けてくれるんです(笑)

――稽古以外でもお互いを支え合いたい気持ちが伝わってきました。栗生さんから見て、相笠さんの演技はいかがでしょうか?

栗生:萌ちゃんは声がしっかり出ているなって感じました。私が6本目の舞台に出演したときはセリフを言うことに精いっぱいで、声を出せなかった記憶があったので。

――相笠さんから刺激を受けるという意味にも取れますね。

栗生:そうなんです! 萌ちゃんに出会えて良かったです!

――それでは最後に、舞台『雷ヶ丘に雪が降る』で女性キャストが注力しているポイントをファンの皆さんへメッセージとして教えていただけないでしょうか?

栗生:この作品を通して女性の儚さ、強さと弱さの対比、男女とのバランスを見ることができます。女性の美しさや古き良き日本人の”美”を若いメンバーでどれだけ表現できるかがんばります!

相笠:アクションシーンがある女性キャストの演技を楽しんでほしいです! 私は初花を支える役として、意志の強い日本人の女性を表現できるようにがんばりたいと思います。

撮影:野島亮佑

ニュース記者。文筆コーディネーター。主に舞台・ミュージカルのゲネプロ公演の特集をしています。

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