独立行政法人中小企業基盤整備機構が11月7日(火)~11月13日(月)の期間、西武池袋本店で開催した「みちのく いいもん うまいもん in 東京」を取材した。
「みちのく いいもん うまいもん」は、東日本大震災で被災した中小企業・小規模事業者の販路開拓を支援することを目的とした物産展である。出展事業者は、「岩手県」「宮城県」「福島県」からの40社で、各地域ならではの自慢の逸品がおよそ1600品も出展。
「みちのく いいもん うまいもん」としては4回目の開催となる。なお、池袋での開催は終了したが、横浜、福島、神戸でも開催される。予定は後述する。
記者選抜の宮城県代表は仙台の牛タン。
実は物産展の中で唯一、イートインコーナーがあり定食をこの場で食べることができた。
分厚い牛タンを独特の切り方で提供する定食は、現地で食べるものと変わらず実に美味だった。
東北はフルーツの宝庫でもある。
モモやリンゴそのものだけではなく、ジャムやゼリーなどの加工食品も色鮮やかだ。
特に目を引いたのはジャム。
その鮮やかな色と言ったら、フォトジェニックとはこのことを言うのではなかろうかと思うほどのカラーだった。
素材の良さが色でもわかるおいしそうなジャムだった。
農産物では黒豆ゼリーというちょっと変わったものが。
味見は後でする。
唐揚げではない。天ぷらまんじゅう。まったく油っこくなくて温かみのある会津の味である。
福島県の郡山と言えば「うすかわまんじゅう」。記者も大好きなこの饅頭は東北新幹線でも購入できるが、さまざまなサイズのものがありお土産用はもちろんのこと、自分用にもぜひ求めておきたい逸品だ。
さて、場所を移して百貨店といえば屋上のスペースだ。物産展で買い求めたものを屋上で広げるのもまた楽しい。
ピュアスムージーは女子に人気の桃の果肉たっぷりのスムージー。
前述のうすかわまんじゅうは家に持って帰るのを待ちきれず、屋上で食べてしまった。
黒豆ゼリーと一緒に買った山ぶどうゼリー。
女子にはこちらの方が合うのか。
黒豆ゼリーは、黒豆の自然な甘みで果汁系のゼリーのような甘ったるさは皆無。男性にも合う一品だった。
紹介したのはごくお一部だが、東北の魅力たっぷりのいいものとおいしいものをお近くの百貨店で見つけてみてはいかがだろうか。
今後の開催予定は次の通り。なお、出展社は必ずしも同じとは限らず、本稿に掲載のものがあるとは限らないので、行ってからのお楽しみとしたい。
<今後の「みちのく いいもん うまいもん」>
■神奈川県:そごう横浜店 12月6日(水)~11日(月)
■福島県:うすい百貨店 2018年1月10日(水)~16日(火)
■兵庫県:そごう神戸店 2018年1月17日(水)~21日(日)
※写真はすべて記者撮影