コンビニでトイレを拝借する時、コンビニによってスタッフに一言声掛けが必要な場合と必要でない場合があるが、私はとくに声掛けが必要ない店舗であっても「お手洗いをお借りしますね~」と言いながら歩いてゆく。
それに対しての返事はいつも「ハイ、どうぞ~」である。
流れるような会話「お手洗いをお借りしますね~」「ハイ、どうぞ~」この声掛けには、確認かなにかの意味合いがあるのだろうか。
トイレを借りる人数のカウントだったりするのだろうか、数えているようには思われないが。
それから、辺鄙な場所であればどこよりも喜んでトイレを貸し出しているコンビニであるが、駅前では「お手洗いをお借りできますか?」と頼んでも「トイレはありません」という答えが返ってくる。
働いているスタッフはいったいどこで用を足しているのだろうか。
長時間勤務しているスタッフやトイレが近めのスタッフやなんかの、膀胱事情が心配で仕方ない。
【表示プレートシルエットのスタイルとファッション】
日本から一歩も出たことがないので世界のトイレの営業時間を知らないが、日本の公衆トイレは24時間営業のところが多い。
こだわりの自然光だけで営業しているナチュラリズムトイレが時に存在するので、本能のレベルが高くないと危険なことになるトイレもあるが、日本のトイレは早朝から深夜まで明るい。
いつ客が来るかもわからないのに煌々と明かりをつけてスタンバイしている。
丑三つ時でも放尿時の安全性が高いのである。
窓、瓦屋根、そして見ようによっては表札まであるような、まるで家。
ウサギ小屋と揶揄される日本の狭小住宅から誰がこれほどの立派な厠を想像出来ようか。
ちょっとしたお屋敷である。
表示プレートは埋め込みタイプとネジ固定タイプのダブルプレート
起立している側面アングルと帽子の傾き具合からキッズ感が見てとれる。
成人男性であっただろう消えかけたプレートは、どういう経緯からなのか現在は白いハイソックスを穿いている状態である。
そしてそのプレートの下にある小さなフックには何がかけられるのだろうか。
女性のプレートも同様に消えかかっている。
白ハイソックス着用も時間の問題のようだ。
そしてこちらのプレート下にもある小さなフック。
トイレに入る前に必要な、だかしかし本日(元旦)のこの時間帯(7:20)にはとくに知らせることではない、そんな情報がぶら下げられるためのフックなのかもしれない。
実はテーマパークの人気アトラクションなみに日中は行列が出来るので何時間待ちなのかの掲示がされるのかもしれない。
そんなわけで一番の狙い目は、元旦の7時半前後ようである。
女の子のプレートも決め手は帽子の傾き具合
日本家屋の雰囲気が漂うトイレでは表示も木目調
衣服は平安風
温泉地では温泉旅館テイストが取り入れられている。
現代の和装
理想的な曲線美シルエットに着せるのはドレス
これでもかとクビレさせる。
ドレスのデザインも様々であるが、
女性がドレスアップするとトイレにこもり集中したくなるのか、多目的に使用されるトイレは男性トイレ側に流れ込み、女性はひとりきりでトイレへまっしぐら、実に優雅なひとときである。
モード系
スーパーモデル系
襟の形と帽子にはこだわるタイプ
ドレスコードはフォーマルで。
パリ・コレと互角なベン・コレ『便所・コレクション』
アナタの好みはオートクチュールかプレタポルテか。
どちらにしても精神的高級感が溢れ出てしまうのは避けられない。
どうぞ魅力的におなりあそばせ。
表示プレートは、家の表札と同じ。
開運と快便を呼び込み、ひいてはそれが健康へと繋がっていくのだ。
身も心も健康になりたくば、便所の表札に目を凝らせ。
※全画像筆者撮影