香川県坂出市の鎌田醤油が販売している「素材の旨み・だし醤油/ゆずぽん酢』シリーズを使ってごく簡単な料理でその味と実力を試してみた。
だし醤油のたぐいはいくらでもあるが、醤油自体の美味しさを試してみるために手の込んだ料理はせずに、そのまま味わえるようなものに試してみた。
記者が使用したのは、同社の夏ギフトで販売しれているものの一部。にんにく醤油に使用されているにんにくは、産地証明が添付されている。国産安心素材の証明だ。
まずは鰹節だし醤油にサンマ。
普通は醤油を使うが、ものすごい鰹だしがよくきいていて若干甘目で断然美味しかった。
床付け(ぬか漬け)にだし醤油。
醤油を使用するよりもコクがあって、野菜本来の旨味が増したような気がした。
もやし炒めににんにくだし醤油。
安いもやしを美味しく食べることができる。にんにくが嫌いでなければ、絶品になることは間違いない。
そうめんにだしぽん醤油。
めんつゆを使用するよりもあっさりしていて、残暑厳しい折にも最適だろう。そうめんは、夏にさんざん食べたかもしれないが、つけだしを変えることで、まったく違ったものになるから不思議だ。
山芋たんざくに鰹節だし醤油。
削り節をかけなくても、これだけで十分に美味しい簡単メニュー。
家飲みに、女性のヘルシーメニューに、味気ない生野菜よりもずっとゴージャスな味になる。
生野菜サラダにサラダ醤油。
ドレッシングに使用できる醤油だが、ノンオイルでそれほど濃い味ではないのでそのままぶっかけて食べることができる。
表現が難しいが、ポン酢系の醤油にかつおだしがきいた不思議な味。食べた瞬間はポン酢で、後から出汁の旨味と香りが広がるので二度美味しいドレッシングと捉えて間違いない。
冷奴にポン酢醤油。
いわゆる「ポン酢」とは明らかに違うので、すぐに違いがわかるだろう。酢よりも醤油と出汁がメインなので酸っぱすぎず、出汁の旨味が強い。
シリーズ全体として思ったのは、だしがしっかり利いているので余計な味付けは不要。むしろ健康志向、安全志向が強い方ほどこのまま味わったほうが良いだろう。化学調味料を極限まで減らし、素材にこだわり抜いた国産醤油で素材本来の味を存分に堪能してみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影