中国の威力をチャイナタウンで見る

  by あおぞら  Tags :  

中国の躍進目覚しい経済力、まさか10年前にこんなこと人は予想したでしょうか。中国の力は華僑の力でもあると思います。祖国を離れ海外に移住し、その土地に根付いて商売をはじめる底力。

例えばハーレムにもチャイニーズレストランがありますが、黒人と中国人は共に気性が激しくやりあうこともあるそうですが、ハーレムのその店舗名は”Friendship Restaurant”でした。今は改名しているようですが、それにしてもこの名前で中華料理屋だったのですから、ハーレムで商売する中国人の逞しさです。そうしていろんな地で活躍する中国人。

アメリカにもチャイナタウンはいくつかあります。全米で一番大きな規模はここニューヨークのチャイナタウン。サンフランシスコも大きいですがニューヨークには及びません。ワシントンDCにも、フィラデルフィアにも、お隣の国カナダのトロントにも大きな規模のチャイナタウンがあります。アメリカの列記したチャイナタウンとニューヨークのチャイナタウンの大きな違いは、ニューヨークは汚い。

初めてサンフランシスコのチャイナタウンに行ったときは、あまりに綺麗なことに驚いてしまいました。この綺麗の基準は道にゴミが落ちていないという単純なことなのですが、サンフランシスコのチャイナタウンは全般的に観光化しているためおすましした感じのチャイナタウンに感じました。

それに比べてニューヨークのチャイナタウンは生活臭がここらかしこに漂っていて、実はそれがたまらなくいいのです。昨日などは歩道で小学生低学年の男の子が壁に向かってでなく、歩道真ん中でどうどうとおしっこをしていて、それの指導者が隣にいる母親でした。驚きましたねぇ、こういう光景は初めてでしたから。手鼻って言葉は聞いたことはありますが、実際、それを目の当たりで見られるのもチャイナタウンで、だいたいおじさんがするのですが、遠巻きに見ていたら見事なほどに切れがいい!切れがいいのはアサヒのビールだけでなく、チャイナタウンのおじさんの手鼻でもあったりもします。

活気があります。愛想はないですが、それだけ安い商品は手に入れることが出来ます。私は主に食品の買出しに行きます。野菜、果物は地下鉄を使っても安くあがります。友人と飲茶に出かけるのも楽しいです。それにアメリカのパン屋はアメリカ風のパンを当たり前のように売りますが、日本人にはあんぱんやコーンやハムやマヨネーズの入ったお惣菜パンも懐かしく、それらを買えるのがチャイナタウンなのです。

道の物売りも面白く、野菜、果物、たこ焼きのような丸い形の香港ケーキ、春巻きなどの中華料理、下着、ココナッツをくりぬいたジュース…..等など。

チャイナタウンのあたりを歩いていると、そこがニューヨークであることを忘れてしまいそうなくらいです。またキャナルストリートと言う大通りを挟むとリトルイタリーで、いきなりイタリア人街に入ります。

しかし、中国の勢い、ニューヨークでも止まらない様子で、年々、キャナルストリートを超えリトルイタリーを侵食しています。ここらあたりは本家の中国の国境近くの国々に忍び寄る姿と重なりますが、いずれにせよ一見の価値あり。

それに日本の商品も売っていますので、日本人にはありがたいチャイナタウンなのであります。

画像:frickr from YAHOO!
http://www.flickr.com/photos/sarit_mishra/3776535840/sizes/m/in/photostream/

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