日清食品が6月19日に発売した「日清 夏のラ王 コク辛」を早速食べてみた。
プレスリリースによると、商品の概要は以下の通り。
1992 年に発売した「日清ラ王」は、麺、スープ、具材すべてにこだわった“ラーメンの王様”の名 にふさわしい商品で、時代の変化に合わせて弊社の最新、最高の技術を取り入れ進化を続けています。
今回、1995 年から 1999 年まで夏の限定商品としてご好評いただいた「日清 夏のラ王 コク辛」を、 発売 25 周年を記念して限定復刻発売します。豚骨みそ味のスープにねりごまのコクと唐辛子の辛 みをきかせ、アクセントに XO醤 (ジャン) を加えることで、夏にぴったりの食欲をそそる味わいに仕上げま した。スープによく絡む中太麺は、「まるで、生めん。」のようなコシとつるみ、もっちりとした食 感がお楽しみいただけます。さらに、具材のミンチ肉、キャベツ、ニンジンが、彩りとおいしさを 引き立てます。パッケージは、1995 年の発売時と同様、白色をベースに唐辛子のイラストをあしら った懐かしいデザインです。
パッケージは八角形で、円ではないところが今までと違う。
唐辛子のイラストが随所にちりばめられ、何となく辛さを強調するようなデザインだ。
パッケージの中身は、かやくと粉末、液体スープの3種。スープはいずれも後入れでとりあえずかやくだけを入れてお湯を注いで5分待つ。
5分経過後にスープ2種を入れた状態。やはり見た目は辛そうだ。
早速食べてみた。さすが日清とうなるおいしさだ。
まず、味は触れ込みと見た目ほど辛くなく、ピリ辛程度に感じた。その分、じっくりと舌にくるコクが強烈でとろみがあるような無いような、ちょうどよいスープの粘度だ。夏向けなのであまりねっとりとするスープは避けたいところだが、かといってさらりとしすぎると、今度は麺に絡まなくなる。このあたりの絶妙なつくり込みが日清ならではだろう。
そして、麺はもっちり感が強く普通においしい。
ただ、内容量が記者には物足りなかったのでもう少し多い方がよかったかなと思った。食事としてきっちり食べるのであれば、できれば2個食べたい。ご飯やおにぎりがあると、ちょうどよいのかもしれない。
いずれにせよ、豚骨にみそに担々麺の風味もプラスした全部入りの夏向けのおいしいラーメンだ。一度ご賞味あれ。
※写真はすべて記者撮影