キリンビバレッジが6月20日から数量限定で発売する「キリン 世界のKitchenから ほろにがピール漬け蜂蜜レモン」を 発売前に手に入れたので発売前試飲レビューする。
世界各国を実際に取材して回り、現地の素材やおいしさのヒントをもとに商品化したシリーズは誕生10周年を迎える。
これまでは主にペットボトル製品が多かったということもあり、記者が最初に商品を見た時には「新製品のコーヒーかな?」と思ったほどパッケージのイメージが従来品とは異なっている。
しかし現行品のソルティライチと並べれば、なるほど統一されたデザインであることが改めて理解できる。
ノーワックスレモンピールハニーと英語で書かれたパッケージから、輸入レモンでは当たり前のワックスでコートされたレモンではなく、ノーワックスのレモンピールを使用していることがわかる。
香料、保存料、着色料は使用していないので天然そのままの色。パッケージに缶を使用したのはレモンの皮は日光に当たると劣化しやすいので、それを防ぐ目的だということ。
なお、レモンピールはスペインの農園から直送されたものを使用している。
肝心の味のファーストインプレッションは「あ、苦っ。」という感じで、記者が個人的に好きだった以前売られていたキリンレモンドライのような、あるいはトニックウォーターのような心地よい苦さだ。ただし、レモンピール由来の苦さなので飲んでしまった後も舌の奥の方でしばらく味わえる「おいしい苦さ」と表現しておこう。
また、はちみつの優しい奥深い甘さも相まって、大人のジュースのひとつの完成形であると言っても過言ではない。
一応、常温でも飲んでみたが甘ったるくなることはなかったので、最近常温でミネラルウォーターを求めることが多い若い女性にも最適だと思われる。
375グラム入りボトル缶で価格は税抜き160円。数量限定なので、大人の苦さを手に入るだけ楽しんでみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影