スリランカ王室のレシピに基づいて調合されたラグジュアリーなコスメを販売するバンセイアーユルヴェータはスパセイロン各店とWEBサイトにおいて、4月26日より数量を限定して『ハンドケアギフトセット』を販売する。
スパセイロンについては、以前に使用レビュー記事を書いているのでそちらを参照されたい。
※参考記事
ラグジュアリーでオリエンタルな一流の香りがセイロンから!『スパセイロン』を試してみた
https://rensai.jp/217170 [リンク]
セット内容としてはインテンシブハンドクリーム30グラムと、ラグジュアリーソープ100グラムに限定ポーチとカードがついて税別3500円。
ラインナップは、前述の写真にあるラベンダーネロリイランの他に5種類の香りから選ぶことができる。
ポーチはその容量に比較的余裕があるので、普段使用している化粧品を入れることも可能だ。
ポーチは葦(あし)をスリランカの女性たちが編んだ手作りで、質感は高い。
なお、どの香りを選択してもポーチの色はこの一色なので注意されたい。
ファスナーの取っ手と、前面のエンブレムは金属製で高級感と質感が両立するアクセント。
内側の縫製もしっかりしていて、裏地は布製。
さて、ハンドクリームを使用してみた。
主な香りはラベンダーとネロリ、イランイランのブレンドだ。
写真は使用前の20倍顕微鏡写真。
ラベンダーはよくご存じの通り。ネロリとはダイダイ(ビターオレンジ)の花から取れる精油で特に水蒸気蒸留法により得られるエッセンシャルオイルのことを言う。なお、ダイダイの実ではなく、あくまでも花である。
イランイランとは、イランイランノキという樹木の花から水蒸気蒸留法で得られたエッセンシャルオイルのことである。
フィリピンやインドネシアがアジアでの主な生産地で、英語名はYlang-Ylangだがその名はフィリピン語のIlang-Ilangから取られたとされる。フィリピン語にはスペイン語の単語が多くあることから、スペイン語でも同じつづりである。
これらの精油は、アロマテラピーの世界ではリラックス効果があるとされる。
記者が感じた香りは、かんきつ系の甘い香りの中にスパイス様の香りが残るものに感じられた。これがおそらくオリエンタルな香りと認識させるのではないかと思われた。東洋人たる日本人には安心感を与える芳香であろう。
ハンドクリームを塗って10分程度置いた後の顕微鏡写真である。
主に縦のしわが目立っていた使用前に比べて、縦横のしわが均等に見えるようになった。もちろん、個人差があるのであくまでも記者の場合での話だが、きめが細かくなったような気がした。
好みの香りを選んで、自分へのご褒美や、季節柄から母の日のプレゼントに、あるいはお世話になった方への気の利いた贈り物として検討してみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影