舞台作を映画化。『バラバラ殺人事件』という結末を迎える夫婦を描く

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映画予告編より

映画『ひかりをあててしぼる』のプレミア試写会が11月13日、渋谷・アップリンクで行われる。
上映終了後にはトークショーとライブが予定されており、ゲストは監督の坂牧良太、主題歌を手掛けた小南泰葉ほか。

本作は2011年に上演された、同名の舞台作の映画化だ。
舞台作の脚本・演出も、今回の映画でメガホンをとった坂牧良太による。

公開は12月3日、東京・渋谷ユーロスペース。

アップリンク公式サイト
http://www.uplink.co.jp/event/2016/46297

「世界一残酷で 世界一ピュアな夫婦の物語」

映画予告編より

夫婦間に生じた亀裂が惨劇を引き起こすまでを追うストーリーで、ジャンルとしては人間ドラマ。
しかしアメリカではホラーと捉えられたのか、本作は米批評サイトのホラー映画賞「Tabloid Witch Awards」に選出され、最優秀作品賞と最優秀女優賞をダブル受賞した。

見栄や暴力に翻弄される不仲の夫婦が、互いに傷つけあう日々を送り、最後には妻が夫を惨殺する…
あらすじだけを聞けば救いのない話だが、公式サイトでは本作の結末を「他人から見れば悲劇的なものだったが、智美(妻)にとっては最高の幸せとも言えるものだった」と紹介している。
“夫婦のことは二人にしかわからない”という事実を表現した作品のようだ。

実際に起きた殺人事件がモチーフ

映画予告編より

作品のモチーフとなったのは、2006年に実際に起きた殺人事件。
“エリートバラバラ殺人事件”として当時大きく報道された。

事件が起きたのは12月。まず新宿区の路上、次で渋谷区の空家で、同一人物の遺体の一部が発見される。
そして1ヶ月後、被害者の妻が逮捕。裁判の結果有罪となり、懲役15年が確定した。

被害者の男性は年収1000万を超えるサラリーマンで、二人はいわゆるセレブ夫婦。
しかし内情は夫から妻へのDVや双方の不倫、見栄を張るための借金など、複雑な問題を抱えていた。それらの問題が犯行の動機になったと思われる。

映画公式サイト
http://hikariwo.tokyo/

wikipedia「新宿・渋谷エリートバラバラ殺人事件」

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